将来のことを考えると不安で仕方ない。色んな事を決める必要があるのは分かってるけど、損や失敗はしたくない、ですよね?
今日は、いつも不安で、優柔不断な人でも損しないたった一つの「思考法」を解説していきます。また後半では、心配性な人でも、楽に自分らしくマイペースで生きるための具体的な方法論も紹介します。
目次
損しないたった一つの思考方法
僕自身、かなり不安が強く、心配性で、決断するのが苦手なタイプです。でも、そんな僕でも、損しない人になるたった一つの「思考法」を知ることでマイペースな自分らしい生き方が出来るようになりました。特に自分の個性を活かしたビジネスを始めてからは、外国人と遊ぶ生活が出来ています。
では、引き延ばすのも何なので、その方法をいきなりお伝えしちゃいます。それは、思いっきりネガティブな妄想をする、ということ。大切なことは、ネガティブな妄想を頭の中で、ただ、するのではなく、それを紙に書き出すということ。そして、しっかりとリスクと向き合って、事前に対策を講じていくということです。
なぁんだ、当たり前のことジャン、と思うかもしれません。でも、これを真面目にやっている人って、ほとんどいないんですよね。
不安って面白くて、実は何が不安なのかを具体化したり、対策を考えてしまえば大したことないじゃん、と感じることがほとんど。例えば、お化け屋敷のお化けが怖いのも、突然出てきたり何か良くわからないから怖いんであって、実際に間近で静止したお化けを見てしまうとそこまで怖くない、ということありませんでしたか。
ホラー映画も、正体が分からずに、周りがどんどん殺されていくから怖いんですよね。正体がわかれば、そんなもんか、という気持ちにもなれるし、対策が打てるものは対策ができるし、対策不能なものは仕方がないと受け入れることもできます。
だから一回、思いっきり、これ以上はネガティブになれない、というぐらいネガティブを見る、という方法が結構、有効だったりするんです。
逆に、変にポジティブになりすぎて、決断をした場合、リスクを見ないので大損をすることが多い。ただ多くの成功本や自己啓発ではポジティブに考えることだけが良しとされていて、ネガティブに見る、という方法を教えていない人が多い。
そこで今日はこの思いっきりネガティブに見る、ということについて深堀りして具体的に解説をしていきます。また最後には、不安が強い心配性な人でも、自分らしい人生への一歩を踏み出す具体的な方法について、事例を交えながら解説をしていきます。それでは始めていきましょう。
ポジティブ思考が危険な理由
まず最初に言いたいのが、何でもポジティブに考えよう、というのは本当に危険だということ。これは声を大にしていいたい。ぶっちゃけ自分のセミナーとか教材を売るたために、ポジティブに考えさせよう、としてる戦略的な面もあると思います。でもポジティブにしか考えない人は本当に危険です。実際に僕も会社を辞めてすぐに父の自営業を手伝っていた時、かなり自信満々でした。ポジティブな面しか見ない変なクセみたいなのがついていたと思います。そして大きなリターンを得るためには、大きなリスクを背負わなければいけない、とも勘違いしていました。そんな時に有名な売り場での販売をするオファーを頂いたんです。当時は、「これはいける!」という変な確信みたいなものがありました。それで実際に人を雇って販売をしてみたんですが、蓋を開けてみたら全く売れなかった。その結果、2週間で70万ほどを失う結果になってしまったんです。
僕の経験からもポジティブにだけ考えることがどれだけ恐ろしいことか良く分かると思います。また今まで400名以上の会社に適合できない人の副業/起業相談に乗ってきた中で、色んな方々の失敗談を聞いてきました。その中でも良く聞くのが投資の話。この株とかFXでイケる!と思ってハマってのめり込んだところ数百万を失った、とか自己破産する羽目になってしまった、みたいな話も今まで聞いてきました。あとは、事業をやってる人に数百万を渡した結果、お金が返ってこなかったみたいな話もあります。やっぱり株やFX、他人のビジネスへの投資などでの収益を見込む他人任せのビジネスって上手く行かないんだなぁと感じます。
だから変にポジティブにならずに、きちんとリスクを見て、自分でまずはゼロからビジネスを立ち上げる方法をオススメしています。ただいきなりビジネスを立ち上げるのってかなり難しそう、という印象を受ける人のほうが多いと思います。そういう人のために、まずは低リスクでビジネスを始める詳しい方法を動画でYoutube上にて紹介しています。特に初心者の人は「中途半端な学びをお金に変える方法」とかがオススメです。ピンと来た方は、動画のURLをこの動画説明文に貼っておくのでそちらからご視聴下さい。
またそもそも僕みたいに気分のアップダウンが激しいタイプの人間だとポジティブに考えられない時も結構ありました。特に手痛い失敗をしてから、ビジネスでお金を使うことに極端に恐れるようになってしまったんです。その結果、ビジネスでブレイクスルーをするのに時間がかかってしまった、と感じています。実際、物販や民泊、ビジネスコンテストに挑戦したりもしましたが、大した結果が得られない状態が2年ほど続きました。そんな時、偶然、心理学のメンター矢野惣一先生に出会いました。この方、心理療法家であり、心理カウンセラーを養成する講座の講師でもある方で、数十名もの作家やTV出演者を輩出されたすごい先生です。そして、僕自身も先生から、決断する時には、ネガティブに思いっきり見ることが大切だ、という方法を教わってから、大きく僕の人生が変化していきました。ビジネス的な面からいうと、今のビジネスを始めてから3ヶ月で72万、9ヶ月目には月収100万を突破しています。
でも、不安の強い方からするとネガティブに見るなんかやってるよ、なんて声も聞こえてきそうです。僕も元々はめちゃくちゃネガティブな人間で、将来が不安で不安でたまらなかったので良く分かります。というか今でも不安や心配を感じやすく、ネガティブな方を見がちなタイプです。なので不安を煽るようなTVとかネットの情報は見ないように選別をしています。だから僕も最初、先生からネガティブに見る、という話をされた時ピンと来ませんでした。でも、ここでポイントなのが、”思いっきり”ネガティブに見る、ということなんです。逆に僕が上手くいかなかったのは、中途半端にネガティブに考えていたから。そして不安を打ち消すための対策をしていなかった、というのが大きな原因だ、ということに気づきました。
でも、この話を聞いた時、正直かなり怖いなと思いました。だって一瞬でも自分の見たくない将来を見ることにから。自己啓発とかで考えたことは現実になる、とかも言われていたので、本当に大丈夫なのか怪しい、とも感じていました。もしかしたらあなたも昔の僕と同じように感じているかもしれません。では、この方法がなぜ有効なのか、その理由を紐解くために、そもそもなんで僕ら人間は不安を感じるのか、ということについて考えてみましょう。
不安が大切な感情である理由
では、過去にタイムスリップをして、太古の時代、原始時代を思い浮かべてみて下さい。僕ら人間は洞窟に住んでいて、外には猛獣がたくさんいます。でも僕らも食事を取る必要があったので、この猛獣を狩りで仕留めて食べる必要があります。そして、変に冒険をして外に出歩いてしまうと、崖とかに転がり落ちて死んでしまうリスクもあります。また僕らの祖先と言われるホモサピエンスは、自分たちとは異なるネアンデルタール人という他の人種もいて、攻めてこられたりもしていました。実際、この人達が攻めてきて僕らホモサピエンスが絶滅寸前にまで追い詰められた、という記述が世界的ベストセラー「ホモサピエンス全史」に書かれています。つまり太古の時代は、今よりもっと危険が多く、簡単に死んでしまうという状況だったということです。そんな時代に、不安を感じずに危機を察知できないタイプの人間はどうなっていたと思いますか。恐らく猛獣に食べられたりして、死んでしまった、というのは容易に想像できると思います。つまり不安で危機を察知しやすい人間が生き残ったということなんです。
不安は未来への驚異や恐怖に対する感情です。すなわち不安という感情が「将来こんな危ないことがあるかもよ、だから準備しといた方がいいよ」と教えてくれる、ということなんです。逆に不安を感じなくなってしまったらとしたら、未来に起こりうるリスクについて感じずに、危険な目にあいやすいということと同義だ、ということです。だから不安という感情は実はとっても大切な感情なんです。実際、僕はこの不安を感じやすい性格だからこそビジネスを続けられてきている、と感じています。実際に研究で不安感を感じやすい人の方が年収が高く、成功しやすいというデータもあります。逆にビジネスで手痛い失敗をして自己破産をしてしまったりしてる人は、不安を感じにくい人が多いように思います。今では不安を感じやすく生んでくれた親に感謝してるぐらいです。
ただここでポイントなのが、その不安の活かし方です。多くの人は、この方法を教わっていないんです。逆に自分の不安を感じやすい、という特性を殺してポジティブに考えさせようとする講師が多い。もしくはその不安を煽って商品やサービスを売ろうとするビジネス系のセミナー講師もいます。そういう講師の元で習ってしまうと、結局はその講師がいないと生きていけない、という他人任せの人生になってしまいます。でも自分で不安の活かし方を知れば、自分で自分の人生を決められるようになり、自分なりの生き方が出来るようになります。
たった一つの思考方法を活かしす具体的な方法と事例
では、先程から言っている、思いっきりネガティブに見るにはどうすればいいのか、その具体的な方法を解説していきます。それは、自分が行動を起こしたり、決断することで、最悪どうなるのかを考える、ということ。例えばあなたがビジネスを始めようと行動し始めた時に、最悪どういうことが起こってしまうのか、というリスクを自分が考えうる限りイメージしてみる、みたいな感じです。そして、その最悪の事態が起きた時に、自分自身が耐えられそうかどうか、をしっかりと検証してみて下さい。
もしいきなり会社を辞めてビジネスをいきなり始めてしまったとしたら、どうなると思いますか。安定的な給料を手放すことで、毎月の収入がゼロになってしまうかもしれません。そうなったら、どうなるか。今住んでいる家や環境を手放す必要が出てくるかもしれません。その時に別の住む家をすぐに探せるかどうか、実家に住めるかどうか、検証してみて下さい。またアラサーぐらいの人がビジネスを自分一人で始めるんだとしたら、3年ぐらいは最悪、ほとんど収入がない可能性があります。自分に合ったコンサルティング等のサポートをつけた場合、きちんとあなたがビジネス活動を継続していれば1年ぐらいでそれなりの結果が出ると思います。
その場合、1年ぐらい耐えられる収入があるかどうか、考えてみて下さい。ただ1年経っていきなり安定収入が見込める、という人の方が稀なように思います。そもそも自分に合う人をコンサルタントで見つけるのにすら時間がかかります。そのぐらいビジネスをゼロから立ち上げる、というのは時間がかかるということ。やっぱり余裕を持って3年は見てほしい。40代以降の人だったら僕は必ずコンサルティング等のサポートを付けることをオススメします。自分ひとりでビジネスを始めたとしたら、下手すると全く結果が出ないことさえあります。
逆に会社を辞めずにビジネスを始めたとしたらどうでしょう。会社の残業を早く切り上げて、自分のビジネスを始める。これだったらリスクはかなり抑えられると思います。またネットを活用したビジネスなら初期投資もほぼかかりません。ただ会社が副業禁止のルールを設けてる場合は、顔と名前がバレてしまったらなんならかの問題が発生するかもしれません。それに備えてまずは顔出しせず、ビジネスネームで新しい自分をネット上で築いていくのもいいかもしれません。もしネットに抵抗があるのなら、まずは知り合いや友達にアプローチしてみるのもありです。あとはセミナーやワークショップに参加してそこで構築した人間関係からビジネスを始めていく、という方法もいいと思います。
そうすると次に多くの人が悩むのが人間関係についてのリスクです。端的にいうと周りから変なやつと見られたらどうしよう、みたいな悩みです。これ、ぶっちゃけ最悪の場合、その人とは縁を切る、連絡をしない、みたいな選択をするのもアリだと思います。というかあなたが新しくチャレンジしようとしてることに関して、バカにしてくるドリームキラーみたいな人とは関わらない方が懸命です。親とか縁が切りづらい関係だったとしたら、一時的に連絡を経つ、とかもありだと思います。
親も自分を心配してくれてるからこそ、そんな馬鹿なことはやめろ、みたいなことを行ってくれてるんだと思います。でも今という時代と親が働いていた時代では背景が全く異なります。親が心配してくれている、という愛の気持ちだけ感謝して受け取って、あとは気にする必要はないと思います。僕も未だに母親から、NHKの職人とか公務員がいい、と言われますが、その気持ちだけ受け取ってビジネス活動を続けています。また、ビジネスで結果が出るまではバカ正直に言わない、という選択もありだと思います。それよりも、今の時代の変化を踏まえながら、あなたのことを考えてアドバイスをしてくれたり、話を聞いてくれる人を探して下さい。
また一番、ビジネスを始めるのに悩むケースは、既に家庭を持っていて、お子さんとパートナーがいるので一人では決断できない、と悩むパターン。大抵、これから子育てが大変、って時にビジネスを男性が始めようすると、パートナーの方に大反対されます。これから子育てで出費がかかる時に一体、どういう神経してるの、みたいな感じです。それでビジネスを学ぶのに数十万を投資する、みたいなこと言い始めたら大抵は大反対。
なので相談しないでお金だけ払って後で結果が出てから話をする、みたいな人も結構多いようです。また40代以降の人だったらこのまま会社に居続けて退職金をもらったとしても70歳ぐらいには破綻してしまう、というシュミレーションをパートナーの方に見せて納得してもらう、みたいなケースもあります。つまりまずは思いっきりネガティブを見て決断をして、それからあとで説明をしていく、というのもアリかもしれあせん。
思考方法を使う時の注意点
また、思いっきりネガティブに見る時は、決断しない、行動しない時の最悪の事態も考えてみて欲しい。もし今の会社にずっとい続けたとしたら、最悪どうなるのか。もしあなたが会社で上手く馴染めていないやっていけないんだとしたら、そのまま給料の増額は難しいかもしれません。それでもしお子さんが生まれて養育費がかかってくるようだとしたら、本当にもつんでしょうか。お子さんが出来るまではパートナーの方と共働きでやっていく、というやり方もありだったかもしれません。でも、子供が生まれて子育てもしなければいけない、となるとパートナーの方の負担はかなり大変だと思います。そうなる前に対策をしておく、というの大切なのではないでしょうか。
もしくは最悪の場合、今勤めている会社が倒産する可能性だってあります。今まで相談に乗ってきた中で、急に会社が倒産した、という話も聞いたことがあるのですが、本当に突然起こるようです。ある日、いつもと同じように会社のオフィスに行こうと思ったら、オフィスが閉まっている。それでテレビのニュースで倒産の事実を知った、みたいな話も聞いたことがあります。
この話は極端な例かもしれませんが、実際にコロナの影響を受けて数多くの企業が倒産をしています。そしてこれから冬にかけてもしコロナの第二波が来たとしたら、また多くの企業が倒産をする可能性だってあります。もちろん転職をする、という道もあるとは思いますが、転職先の会社だって何年続くか保証が出来るわけではありません。だからこその保険として自分で別にビジネスを持っておく、というのはいい選択なんじゃないかな、と僕は思います。
またもし、会社で上司に毎日に怒られて辛い日々をあなたが送ってるんだとしたら、あなたのメンタルがヤバい可能性だってあります。それでウツになって会社にいけなくなったり、最悪の場合、自殺という選択をする人だっています。特に失業してしまって将来に希望をなくしてしまい自殺する、という人が統計的に多い、と言われてるようです。そういう状況を鑑みて総合的かつ俯瞰した目線で、今の状況を眺めてみて欲しいです。なので、ビジネスを始める、という決断をせずに、会社員としてだけ働き続けるということは、今、決断しない、という決断をし続けている、ということも知って欲しい。そしてその場合、最悪自分の場合はどうなりそうか、を考えてみて下さい。
思考方法が使えない時の対策法
ただこういう話をすると、自分の場合、最悪どうなるのかイメージがつかない、というご相談を頂くこともあります。こういう場合、自分より見識が広く、またはその分野で人生経験が深い人に聞いてみて下さい。そういう人が身近にいない場合、自分と似たような状況の人がどうなったのか、ということネットや書籍で調べてみてみるのもいいです。全く同じような状況になる、とは言いませんが、少なからず共通した点が出てくると思います。
ただ調べる場合は、決断をしないためにずっと調べて先延ばしにしてるだけ、という人も結構います。なので調べる目的を忘れないようにして下さい。でもやっぱり、コロナ後は時代背景が異なる可能性が高いので、やっぱり今の現状を踏まえながら活動してる人に聞く、というのが一番だと思います。そして人に聞くなら自分と個性とか性格が似てる人がベストです。なぜなら特性によって人の成功法則というか上手くいくパターンみたいなものが違うから。
特に僕の場合、発達障害の中でも注意欠陥多動性障害と言われるADHDという診断を受けていました。なので自分と同じADHDと診断された人たちがどういう人生を送ってきたのか、ということを一生懸命、調べました。また実際にADHD傾向がありそうな人で部長クラスの人を社内で調べて、どういう経緯でその地位まで上り詰めたか、ということも調査しました。その結果、自分が今いる会社で彼と同じようなことを再現するのはかなり難しい、という結論に至ったんです。逆にADHDの人は、会社の外の世界で活躍してる人が結構いる、という事実も分かってきました。
そこから会社の中で生き続けることを諦めて、自分でビジネスを始める、という決断をしました。特にビジネスを学ぶために数十万を支払う、という決断をした時は、本当に不安で怖かったです。始めて人生でそのぐらいのお金を自分のために使う、と決めました。でも、もう2週間で70万もふっとばしてるし、また同じ思いをするぐらいなら自己投資にお金を当てようと決めました。
そしてとにかく、父に依存している、という状態をいち早く抜け出したい、という気持ちもありました。なぜなら僕は、父が作った商品を売っていたために、父が働かなくなったら、収入が完全になくなってしまう、という依存的な状態だったから。つまり、会社に依存してる状態から自立するために会社を辞めてビジネスを始めたのにも関わらず、結局は父に依存していた、という事実にある時、気づきました。
そして誰かに依存しないとビジネスが出来ない、という状態事態がリスクだ、ということを感じ始めたんです。そういう背景も重なって自分自身でビジネスを創る、という決断をしました。そして今では、父の商品販売の相談に乗りつつ、自分のビジネスを始める、という生き方に変わってきました。自分のセルフイメージが「父の手伝いや営業」というものから「ビジネスのコンサルタント」に大きく変わった、とも言えると思います。セルフイメージを先取りし、その自分だったらどういう決断や行動をしてるか、と考えながらビジネス活動を積み重ねていった結果が今がある、とも感じています。
それでも不安で怖い人の対策法
ただ、それでもやっぱり何か新しいことを始めるのは不安で怖い、という人もいると思います。そういう場合は、まずは少ないリスクで、仮の体験や練習をしてみる、という方法がオススメです。例えば僕のメンターは八ヶ岳に移住しながら働く、という生活を実現してるのですが、まずは最初に3、4日住んでみる、という経験をされたそうです。しかもホテルとかではなく、実際の家を借りて、スーパーで自炊をしてリアルの生活をしてみる、という感じです。これで実際に自分が生活をしたらどうなるのか、ということが良く分かると思います。
僕も実際、最初は大阪に住もうと思っていたので、airbnbを使ってとある大阪の自宅をお借りして3、4日住んでみました。そしたら「なんか違うな」という印象を受けたんです。それで今度は、1ヶ月からでも住める今のシェアハウスに住んでみた所、ここならいいかも、という印象を受けました。本当は3ヶ月ごとにシェアハウスを移る生活をしよう、とも考えていたんですが、いきなり一軒目で良い人間関係に恵まれてしまい、もうここに住みはじめて2年目になります。いつまで住むかは今は分かりませんが、人がバッサリ入れ替わったり、特段なにもない限りこのシェアハウスに住み続けると思います。このことから僕の場合、どこに住むか、というよりも、どういう人たちと一緒に住むか、ということの方が大事なんだぁと感じています。
このように今までとは違う行動を少しずつしてくことで、自分の大事なことだったり、価値観が明確になったりもします。そして価値観が明確になると段々と何が自分らしいことなのか、ということが分かってきます。なので一体、自分がどういうことをしたら心地よいのか、ワクワクするのか、という気持ちを自己観察するクセをつけてみて下さい。この価値観は、人生のステージによっても変化するようですが、まずは今の自分の気持ちを感じる、ということが大切です。その気持ちが自分の価値観に直結しています。そして、その価値観って実は驚くほど人によって違うんです。
色んな人と交流するのが好きな人もいれば、少数の人と深く付き合うことが好きな人もいます。別にこれは良い悪いではありません。そしてこの価値観を明確にすることで自分らしいビジネスが分かってきます。僕の場合は、少数の人と深く関わることが好きです。だから単発の一回だけのコンサルティングはめったにしていません。その代わり一人の人と長期間付き合う契約のコンサルティングをしています。そしてその人とは、ただのクライアントとの関係というよりも、ゆくゆくは一緒にビジネスをしたりする、人生でずっと関わっていく人、という認識で契約をしています。
ただいきなり会社を辞めて、数百万をかけてビジネスを始めるというのはかなり不安な人も多いと思います。なのでやっぱり、まずはお金をかけずにネットを活用して始めてみる、というのが良いと思います。よくお店を開いて始めたい、どこか場所を借りてカウンセリングとかをやりたい、というご相談を受けたりもしますが、どうしてもお金が結構かかってしまいます。特に家賃のように毎月お金がかかる固定費というのは最初は極力減らすのがベターです。
だって自分で始めたビジネスで毎月安定したお金が入る、という状態を創るのには結構、時間がかかるから。なので、まずはお金をかけずにはじめてゆくゆくはお店を開いたりする形の方が僕はいいんじゃないかなと感じています。もしくは今なら、イベントスペースを安く借りることできるスペイシーのようなウェブサイトとかもあるので、そこでまずは1時間から利用でできる時間貸しで数時間借りてみてビジネスの体験してみる、というのも良いと思います。
楽しく不安を解消する思考方法(応用編)
そして、ビジネスを始めるならやりたいことや好きなことでやってみる、というのがオススメです。だって、やりたいことなら、不安よりもワクワク感が勝って楽しく始めることが出来るから。また不安は未来に対してネガティブに見ているだけです。つまりポジティブに捉えてみると何かにワクワクしてるということなんです。なので、自分ってどんなことにワクワクしてるんだろう、とイメージしてみるのも手です。
なので一回、最悪どうなるのかを見たら、そのイメージをビデオテープみたいに巻き戻して、今度は、最高の未来もイメージしてみるのもオススメです。そうすると不安な人でもチャレンジできるようになったりします。この方法、先程紹介した僕の心理学のメンター矢野惣一先生が出版されてる書籍「問題解決セラピー」の中の「やる気を潜在意識で引き出す」という章で具体的なワークが紹介されています。是非、購入してやって見てください。僕もこの方法を活用することで好きなことでビジネスを始めるキッカケになったと感じています。
優柔不断な人が楽しく決断できる裏技
また好きなことをビジネスにしてる仲間を創るというのも重要です。そういう人が身近にいると、自分も少しやってみようかな、という気持ちになったりします。しかも自分と似たような不安で心配性な人でも始めてるのを知ると、自分も出来るかも、という気持ちになったります。そのぐらい僕ら人間は環境の影響を受けます。僕の場合、もう好きなことでバリバリやってる起業家や経営者の人でも実は結構、新しいことを始める時に怖いと感じていたりすることを知りました。
そしてそういう人たちに自分が始めようとしてるビジネスを相談して、「すごいいいじゃん!」と言ってもらえた、というのもかなり大きかったです。ただビジネスの世界では、ダメ出しばかりして改善案を出さないような人たちも結構います。僕も、彼らに背中を押してもらうまでに何人もの人にそんなビジネスは無理だ、と反対されました。そのため2年ほどそのビジネスはやらずに停滞してしまっていたんです。でも信頼できる仲間の声だけ信じてビジネスを始めたところ、今のようにマイペースで自分らしいビジネスが出来ています。なので信頼出来る仲間を創るのは本当に大切なんだぁと感じています。
でもそもそもやりたいことが見つからない、というケースもあると思います。そういう人のためにやりたいこと探しを終らせて、自分らしく生きる方法を無料小冊子と動画セミナーという形で公開しています。興味があるぞ、という人は動画説明文の下にURLを載せておくのでそちらをクリックしてご覧下さいね。メール登録していただけれればスグに見ることできます。
まとめ
それでは、長くなってしまったので、ここまでの話をまとめますね。まず不安で決断や行動できない、損をするのが怖い、と思うのなら、思いっきりネガティブに考えてみて下さい。具体的には、行動した場合、最悪どうなってしまうのか、ということをイメージしてみます。もしくは今、ここで行動しなかった場合、最悪どうなってしまうのか、ということもイメージしてどちらが耐えられそうかを考えてみて下さい。
もし出来ない場合は、経験者に聞いたり、自分と似たようなケースを調べてみることも大切です。そして、不安という感情は人間が将来に危機に備えるために必要な機能だ、ということも覚えておいて下さい。だから不安になりやすい自分を責めるのではなく、どうやって活かすのか、ということが大切です。そのためには、まず小さいリスクをとってテストや練習をしてみると次の筋道みたいなものが見てきたりします。そして、行動を重ねていく中で、自分の価値観に合うこと合わないこと、というのが分かってきます。それを積み重ねていくことで、自分らしさとは何なのか、ということが段々と明確になっていきます。
また、小さなことでいいので、自分の生き方は自分で決める、という習慣をまずは身につけてください。小さなことだったらそこまで不安を感じずに決めることが出来ると思います。逆に決めず、周りに流されて、なんとなく生きてる場合、自分で決めない。という生き方を決めている、という事実も知って欲しい。
そういうパターンで生きてる人は必ずあとで後悔すると思います。実際に400名以上の相談に乗る中で、40、50代の人から、早く決断すればよかった、という話も聞いてます。あなたには、そういう後悔をして欲しくないです。なので、30代という今しかできないことは何なのか、今やらないと後々、絶対に後悔することは何か、時間と場所を自分のためにとって考えてみたり、調べたりしてみて下さい。
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