なぜ本音でビジネスをすることが大事なのか?
一般的なビジネス手法では、まずはマーケティングやセールスを学び、短期的に売上を上げることを目標にしている、と僕は考えています。でも本音ビジネスでは、「自分の本音」や「個人的な感情及び想い」を最優先事項にし、本音を形にしたビジネスを創ることを目標にしています。
正直者で本音を隠すことが苦手だったり、納得できないことはてこでも行動できない人、人生100年時代にも対応した持続可能なビジネスを作りたい人のために編み出した方法論です。
僕は今まで6年間(2022年時点)ビジネス塾を運営し、400名以上のコンサルティングをさせて頂く中で、副業や起業活動が進む人と進まない人がいることに気づきました。
特に驚いたのは、行動力があったり、思いつきでガンガン行動が出来る、とされているADHD(注意欠陥多動性障害)と診断された人の中でも、一歩も踏み出せない人が数多くいる、という事実に気づきました。
当初、僕自身、ADHDと診断を受けていて、そこからガンガンとビジネス活動が出来るようになったので、なぜ彼らが行動できないのか、さっぱり分かりませんでした。
もちろん行動をして稼げない、というのなら、色々と手はあったのですが、まずはビジネスって実は単純で、行動をしてもらって、そのフィードバックを元に改善をしていけば、必ずいつかは稼ぐことができます。
でも行動をしてもらえないとそのフィードバックすらできない、と当初は考えていたので、不思議で不思議で仕方ありませんでした。
そして、そのような疑問を抱えた中で、実施していたビジネス活動は、上手くいくはずもなく、当初は、月100万以上を稼いでいた僕の売上は、急激に落ちてしまいます。
で、色々と振り返りながらビジネスの勉強をしていると、あることが、根本の問題だ、ということが段々とわかってきました。
それが、DRMを使っていたからだ、ということ。
既存のビジネス手法(ダイレクトレスポンスマーケティング:DRM)とは?
先ほどもいったように、今まで自分が学んでいたビジネスの知識で何か、足りない要素があるのではないか、との仮設を立て始めます。当時、いや今でもビジネスコンサル界隈で主流となっている方法は、アメリカから入ってきたレスポンス・ダイレクト・マーケティングという方法。めちゃくちゃ端折って簡単にいうと、マーケティングを主体にしたビジネス手法です。
また僕なりのマーケティングの解釈は、お客様に興味を持ってもらって、信頼してもらい、提案する、という3ステップで、自分の商品やサービスを買ってもらう流れを創ることだ、と考えています。
この方法の一番のメリットは、セールスがほぼ不要になる、ということです。なぜなら、もう信頼してもらっている中で最後に提案をするので、あとは、買う気満々ぐらいの人だけを集めて決めてもらうことが出来るから。僕自身、一対一で話す提案の状態で会った方とは、7割近い成約率で、自分のコンサル契約をしてもらえています。
DRMの弱点1:マネをされやすい
しかし、この手法には、大きな問題があります。このダイレクトレスポンスマーケティングの手法は、最初は、効果があるものの、誰かが同じようなコンセプトで真似をしてしまうと、その効果が著しく減少してしまう、ということ。
なので、常に良いコンセプトを探し続ける、コンセプト探し競争の罠にはまってしまう、ということです。つまり、ダイレクトレスポンスマーケティングの最大の弱点は、「真似され対策に弱いことだ」と僕は考えています。
だからこそ最初は、売上が立ったとしても、いつかは誰か似たようなビジネスをした時に、その対策を本腰をいれてしなければいけない、という大きな問題をはらんでいる、と僕は考えています。つまりビジネスがいつまで経っても楽にならないということ。
単にスキルを磨いても持続可能なビジネスにはならない理由
もしくは、買う理由が、スキルや技術に依存してしまう場合、他にもっとすごおいスキルがある人が多数、出現した途端に、そのビジネスの存在意義がなくなってしまいます。
例えば、ビジネス塾の場合、月100万を稼がせてもらえる、という理由で買ってもらった場合、他に月100万で稼がせてくれる場が会ったとしたら、そちらにスイッチされてしまいます。
これは、ビジネス塾だけではなく、心理学の専門家が、心理のことを学んでも一緒ですし、整体やエステの人が、手技を学んでも一緒。つまり同業が一般的に学ぶようなことを学んでも大きな差別化はできない、ということ、だと僕は考えています。
DRMの弱点2:リピートがされにくい(新規顧客を取り続けることになる)
そしてもう一つ、ダイレクトレスポンスマーケティングの最大の弱点は、リピート戦略が弱い、ということ、だと僕は考えています。もちろんリピートをするための手法や方法論も確率はされていますが、それでも、誰かがその方法を知り、マネをしたとしたら、やはりそのビジネスから買う理由がなくなってしまいます。
また今でも戦略なしで、リピートされていたり、ファンが居る人は、結局は、「その人自身のキャラ」という、属人的な理由になってしまっている、と僕は考えています。なので結局は、キャラが濃くないような一見、普通の人は、また新規のお客様を獲得し続けなければいけない、という状態に陥る人が、ほとんどだ、と思います。
また僕が対象にしてるような正直者は、マーケティングを学んだとしても、使えない人の方がほとんど。なぜなら自分の気持ちとか本音の方が大事が大事だから。なので例えターゲットを設定して、マーケティング施策を実施すればいい、と分かっていたとしても、行動できない、という人を何人も見てきました。
また例え僕のように、最初は使えたとしても、自分が納得できなかったり、本音に合わないようなビジネスをしていると、途中で嫌になって辞めてしまいます。
それまでに自動化して勝手に売れるようにしてしまえばいい、という方法もありだとは思いますが、やっぱりそれだって誰か他の人に真似されてしまえば、いずれ売れなくなってしまいます。
特に、ノウハウや情報や知識は、今では、ネットで簡単に見つけることができてしまいます。このネット社会で、最初は、秘匿情報だったとしてもいずれは、広がっていってしまい、そのノウハウの希少性は、なくなってしまう、と僕は考えています。
マーケティングをほぼ不要にする答えは、「美女との出会い」にあった!
なので、マーケティングをなるべく最小限にする方法はないか、ということを考え始めるようになりました。そして、ビジネスの研究をしていく中で、このDRMの手法に当てはまらないな、と感じるようなビジネスを見つけ始めます。有名所では、グッチ、ルイヴィトン、カルティエ、リンツや虎屋、シャネルなどです。実はこれらブランドとの出会いのきっかけは、デートで教えてくれたハイブランド好きな美女たちからの話でした笑
そして研究をしていく中で、驚くべきことが分かってきました。
ハイブランドの特徴1:
まず1つ目に彼らは、一般的にDRMで言われてるような、ネット広告はほとんど使っていないです。もちろんネット上でHPで宣伝をしてはいますが、表立ってやってるわけではありません。その代わりに話題になり、口コミになるような施策を売っています。
例えば最近も、グッチがドラえもんとのコラボをしていますが、これもドラえもんに興味がある、という人を対象にしたコラボ戦略だと思います。でもそれで来たとしても、そのあとの施策はただ単に展示場に足を運んでもらうだけ。
ハイブランドの特徴2:創業者のキャラに依存しない
創業者が変わったとしても、100年以上、代々受け継がれています。なので、裏返せば創業者のキャラには依存していない、ということことでもある、と思います。でもそれでも上記のハイブランドは、売れ続けています。またコロナで多少売上が落ちたとしても未だに銀座や表参道の一等地で、リアルの販売を続けています。この状態、僕にとっては非常に疑問でした。
では、逆にハイブランドが、守っていることがあります。それは創業者の想いやです。例えばココ・シャネルであれば、女性の解放ということを主軸に想いを守っています。なのでお金になるから、という理由で、男性ものの服を出す、ということはしません。
またイベントのコンセプトも「え?こんなので人が集まるの?」と思えるようなものばかり。例えば2020には、カルティエが「時計以上の何か」というコンセプトでイベントを東京の美術展で実施していましたが、正直言って、全くマーケティング的な施策を感じられません。
逆にもっと100億とかする高級時計を置いてるんだから、マーケティング的な施策で言えば、「100億の高級時計が見れる展示会」みたいなコンセプトの方が人が集まったと思います。でもそれをやらないのがカルティエ
そして、ネット広告を使う代わりに、大規模な展示会、というイベントを実施しています。
また今後、長く続きそうなブランドでは、スタバ、任天堂、無印良品、スープストック東京、アップルやマーベル。グループでは、エクザイルやジャニーズなども研究対象。
その一旦を垣間見ることができるのが、ABC分析という経営分析手法です。この方法は、簡単にいうと、お客様をお金を使って頂いた順に分析して、一番、お金を支払って頂いてる方を優遇する、という手法。
これ何が、端的に問題なのか、というとやはり商品やサービスの存在意義、つまり
それは、常に新規を取り続けなければいけない、ということ。
具体的な行動力が得られない理由:ビジネスと本音のギャップ
まずは、自分自身のビジネスで行動力が出ない理由を探るために、自己分析をしてみました。そして、自分の本音と、ビジネスがうまく噛み合わないということに気づきました。
自分の本音とは、自分が本当にやりたいこと、求めるもの、本当に大切にしたいこと、などの内面にある感情や欲求のことです。一方で、ビジネスは、市場や顧客のニーズに応えるために行う活動や戦略のことです。
自分の本音とビジネスがギャップを持つことで、行動力が出ない理由が明確になりました。自分の本音と合わないビジネスを行うことで、心理的なストレスや抵抗感が生まれ、行動を制限されるのです。
具体的な行動力が得られない理由:本音ビジネスの提唱
ここで、本音ビジネスというコンセプトが登場します。本音ビジネスとは、自分の本音を最優先にし、それをビジネスに反映させることで、心地よく、充実感のあるビジネスを実現する手法です。
本音ビジネスでは、自分の本音や価値観を大切にし、それをビジネスに活かすことで、自己実現や充実感を得ることができます。自分の本音に忠実に行動することで、心理的なストレスや抵抗感が軽減され、自然な行動力が生まれるのです。
本音ビジネスの特徴:
1. 自分の本音を最優先にする
2. 心地よく、充実感のあるビジネスを実現する
3. 自己実現や充実感を得る
4. 自然な行動力が生まれる
本音ビジネスの実践方法:
1. 自分の本音や価値観を明確にする
2. それをビジネスに反映させる
3. 心地よく、充実感のあるビジネスを実現する
4. 自己実現や充実感を得る
本音ビジネスを実践することで、自分の本音に基づいたビジネスを展開することができます。自分の本音に忠実に行動することで、心理的なストレスや抵抗感が軽減され、自然な行動力が生まれるのです。
また、本音ビジネスは、顧客との関係性を強化し、信頼感や愛着を築くことができます。顧客は、自分の本音に忠実なビジネスに共感し、支持する傾向があります。そのため、本音ビジネスを実践することで、顧客との信頼関係が深まり、ビジネスの持続性が高まるのです。
まとめ
本音ビジネスは、自分の本音を最優先にし、それをビジネスに反映させることで、心地よく、充実感のあるビジネスを実現する手法です。自分の本音に忠実に行動することで、心理的なストレスや抵抗感が軽減され、自然な行動力が生まれます。また、顧客との関係性を強化し、信頼感や愛着を築くことができます。本音ビジネスを実践することで、持続可能なビジネスを構築することができるのです。
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