はぁ、また周りから変な目で見られてしまった、、
もう自分は誰にも理解なんてされないのかも、
諦めて自分を押し殺すしかないのかなぁ、
でもそれだと生きづらくて苦しいのは変わらないし、、、
もうどうしたらいいか分からない!と感じていませんか?
僕は今まで400名以上の発達障害と診断された人のコンサルティングをしてきました。そしてその中で、自分の言ってることが誰にも理解されないで苦しい、という人が実は結構多いんじゃないかなと感じています。
具体的には、会社の同僚や親に自分のアイデアとか夢や目標を喋ったら「何いってんの?」みたいな反応をされた、といった相談も良く受けます。
この記事では、誰にも理解されないと感じてる人は、多くの人と会ったほうが良い、ということについてお伝えします。
最後には、理解者を見つける具体的な方法も解説していきます。
目次
誰にも理解されないたった一つの理由とは?
そしてこの、誰にも理解されない、という悩みを解決するには、色んな人と出会い、自分の考えやアイデアを伝えることが大切だ、と僕は考えています。でも、自分の理解者が見つからない人は、会社等の狭いコミュニテイの中で自分の理解者を探す傾向がある、というパターンが多いように感じています。
実際に理解者が見つからなかった僕は、会社の外に出ることで、メンターや仲間を見つけることが出来ました。そこで今回の記事では、僕の実体験を交えながら多種多様な人と出会い、理解者を見つける方法についてお伝えします。
そしてこの記事を最後まで見ることで、なぜ理解者を見つけることが大切なのか、が分かります。またどういうことに気をつけて理解者を見つければいいのかも分かると思います。
理解者を見つけた具体的なプロセス
子供の頃は全く理解されなかった
それではまず最初に、誰にも理解されない、と感じていた僕が、どうやって理解者であるメンターを見つけたのか、そのプロセスを説明していきます。
僕は昔から自分のアイデアを話しても理解されない、ということが良くありました。例えば小さい頃、母親に「ごみを売ってお金にしたい」と言ったことがあるらしく、当時、「この子、大丈夫かしら」と思われていたようです。
また何を言ったかは覚えていないのですが、小学生の頃、ある発言をして、クラスの女子全員から総スカンをされたことがありました。
それ以来、僕は誰にも理解されない、と思うようになり、人と話すのが面倒になってしまいました。その結果、積極的に人と関わる、ということを辞めてしまった時期があります。
発達障害(ADHD)と診断され会社が嫌になってしまう
で、なんでこんなに自分は他の人と違うんだろう、と思っていて色々と調べた結果、発達障害の中でも注意欠陥多動性障害、通称ADHDだ、ということが分かりました。そしてADHDの対策を色々と講じていきました。
また僕自身、会社のために〇〇したほうがいい、会社のこの制度はおかしい、という話をしましたが、なかなか理解してもらえませんでした。
もちろん何人かは自分の話を聞いてくれたりしたんですが、それでもやっぱり根っこにある今の慣習を変えるのは難しかったようです。
そういうことの積み重ねから、飲み会では上司に暴言を吐くようになったり、会社に行くのが嫌になったりしてしまいました。
そうするともう毎日が楽しくないので、夜もよく寝れることが出来ず、会社に行けなくなったりもしてしまいます。
それで、上司にそのことを相談したら「自分は携帯ゲームとかやってたら寝れるけど」みたいな話をされてしまったんです。
また他にもADHDの特性上ミスが多いので、どうやったら防ぐことができますか、みたいな話をしたら、そんなの慣れたらなんとかなる、
みたいな話をされて全く取り付く島がありませんでした。
日本でADHDが生きづらい理由
別に僕は、彼らが悪い、と言ってるのではありません。やっぱり自分と大きく異る人を理解する、というのは難しいことだ、という風に思うんです。
特に日本人は自分とそんなに変わらない、似たような人の集まりです。海外と違って、色んな文化や人種が混ざっている国ではありません。
だからついつい自分と他人は同じ考えや感じ方をしてる、という風に思ってしまうんです。
なぜなのか考えてみたんですが、やっぱり僕は傍からみたら日本人なので、海外の人みたいに違う、という認識がなかったんだと思います。
僕自身、自分はADHDだ、というカミングアウトを、部長クラスの人にはしていたので、認知もありました。でもやっぱり多くの人の見解は普通の人とは変わらないでしょ、という理解でした。
例えば僕がたくさんミスをする、と言ってもそんなの普通の人だってする、みたいな認識でした。でも僕らADHDはミスをするといってもその頻度が全く違うんです。
普通の人が月に1回するなら30回ほどしてしまう、という感じです。もちろん色んな工夫をして減らすみたいなことはできますが、それでも限界があります。
少しでもいつもと違うことが起きたりすると、すぐにその工夫や仕組みが崩れてしまったりしました。
〇〇の外に出れば理解者が見つかる!
でも、あることをきっかけに、今の自分を理解してくれるメンターと出会い、今では自分の気が仲間と共に起業塾を主催、運営しています。
で、その経験を元に今だったらなぜ僕が誰からも理解されない、と思っていたのかがよくわかります。それが、先程から何度も言っている、会っている人が少なかったからという理由です。
今いる会社や大学、同じような年代の人、はたまた日本人とばかり付き合っていた、ということが大きな原因でした。
だからADHDでなんとか会社に馴染んでる人は普通の人よりも何杯も努力をしていると思います。そして自分は理解されない、だから自分を隠して、普通の人として生きなければいけない、と感じてると思います。
もちろん、本当の自分を偽って生きる、というのも選択なので別に僕は止めるつもりはありません。でもそういう生き方ってすごい辛いんじゃないかな、と思うんです。
また発達障害、ということに限らず、人と違う感性をもった人にも数多く会ってきました。
で、そういう人のコンサルティングをするほど、この人、今いる環境から抜け出したらめちゃくちゃ活躍するのにもったいないな、と思う人が結構いました。
でもいきなり会社の外を飛び出して生きる、というのは勇気がいることだ、と思います。
理解者を見つけるための具体的に準備しておくべきこと
なので今いる組織とか会社から出て、ちょっとしたイベントに参加してみる、みたいなのが最初はオススメです。
でその中で段々と継続的に会えるような場に顔を出してみる、何度か合っていく、というのがいいんじゃないかと思います。
実際に僕の場合も、会社を首になってから少しずつ、セミナーとかワークショップ、異業種交流会みたいなものに参加していきました。
理解者を見つける上での注意点1
ただここで一つ、注意して欲しいことがあります。
それは、自分と付き合うことのメリット、ビジネス的に言うと、ベネフィットは考えておいた方がいい、ということ。
でないと相手からしてもどうやって自分と関わっていいかわからない、ということが起きてしまいがちです。
なので名刺交換しても結局は連絡を取ることはなかった、みたいなことが頻発します。
それは趣味だって同じで、ファッションが好きだ、とは言っても、ファッションで色んな種類があるのと同じです。
ファッションの中でもどんな分野が好きなのか、それによって自分と会うか合わないか、というのが全然異なりますよね。
もしくはその違い楽しめる人なのか、というスタンスも明確にしておいた方がいいと思います。それだけでも自分の趣味に付き合ってくれる人、という風に認識してもらえたりします。
こんな感じで最初は、すごくないことでもいいです。僕の場合、だったら自分と一緒にいると愚痴とか話を聞いて、スッキリできる、みたいなこともあります。
他にも今はビジネスコンサルタントとして活動もしているので、ゼロからビジネスを作ってお金にする方法みたいなこともアドバイスできます。
理解者を見つける上での注意点2
そしてもう一つ大事なことは、自分の肩書やセルフイメージを決めておくのは非常に大切です。それは、会社での課長とかマネージャーとか、会社内での立ち位置でない方がいいです。
なぜならそれでは一生、会社内という狭い枠の中での自分しか表現できないから。それではなくて、自分は本当はこれからどうなっていきたい、もしくは本音ではこういうことを考えている、みたいな方がいいです。
例えば僕の場合、大学院卒業後にADHDという診断を受けて、会社で上手くいかず、ビジネスでも上手くいきませんでした。
でも今まで出会った起業家や経営者の方から聞いた起業家に向いてる人と、ADHDの特性ってぴったり当てはまる、ということに気づいたんです。
なのでまだ自分はそんなに稼げていないけど、ADHDの人が会社の外で活躍できるようなサポートをしたい、と思っていました。
なのでADHDやADHDの傾向がある不器用で本音が隠せない人の役に立ちたい、という話を少しずつするようになったんです。
理解できない人の批判は無視していい!
もちろん、友達からは稼いでないお前に教えられるはずがない、とか言われたりもしました。親からはそんな危ないことは辞めたほうがいい、と止められたこともあります。
もしかしたらあなたも友達に自分の話をして馬鹿にされたり、理解されなかった経験があるかもしれません。
でもそれは典型的なドリームキラーと言われるやつで、あなたの夢を阻む人です。
もちろん悪意が会って言ってるわけではなくて、その人達の本音は、今までと違うことをやって自分から離れていくのが怖い、と思っているんです。
例えば会社の同僚だったら、自分が全く知らない世界に行ってしまうのは寂しいし、自分の会社内での業務だって増えてしまうかもしれない、
また自分自身、会社の外に出たいと思っているけど、怖い、と感じてる自分の気持ちをそのまま言ってる場合もありあます。
もしくは自分より先を越されて、嫉妬をしてるケースもあるかもしれません。
とにかく自分の考えとかを友達や親、自分と同じステージに居る人、もっというと今の状態から変わりたくなさそうな人にいっても仕方がありません。
そうではなくて、あなたと同じように向上心があったり、変わりたい、夢や目標が会ってそれに向かって頑張りたい、という人にだけ話すようにしましょう。
勇気がある人は〇〇すると「ありのまま」が出せる
そしてもし、もう少しだけ勇気があるのなら、自分の考えとか意見を情報発信してみる、ということもオススメです。
もちろんいきなり顔を出してyoutuberになる、とかだとハードルがあるかもしれません。今だったら文字とか音声、色んな形で自分を発信することが出来ます。
また名前だって会社にバレるのが怖いのなら、本名を出さずにビジネスネームやニックネームみたいな形で出すのだってアリです。
実際に、僕の起業塾に入ってくれた仲間もビジネスネームを自分で作って発信したりしています。つまりネット上にもうひとりの自分の人格を出す、みたいな感じです。
会社では自分のありのままの考えとかは言えないけど、情報発信で顔も名前も出してない状態なら言えるという人が結構います。
なので新しい人格、本来の自分の人格だ、と思って発信していくのはいいかもしれません。
実際の情報発信の方法は、youtube上で動画「自分が付き合いたい人を引き寄せる情報発法」の中で公開しています。下記にURLを貼っておくのでピンと来た人は視聴してみて下さい。
まとめ
それでは長くなってしまったので、ここまでをまとめますね。まずあなたが誰からも理解されない、と感じてるのなら、もっと会う人を増やしましょう。
ADHDと診断された僕のような人間でも、色んな人と会い、実際に話すことで、自分を理解してくれる人と出会えました。
ただ会う前に自分はどんな考えを持っていて、将来どうなりたいと思っているのか、自分と付き合うとどんなメリットがあるのか、というのはまとめておいた方がいいです。
じゃないと相手もどうやって自分と関わって良いのか分かりません。愚痴を聞いてくれて話すとスッキリする、ぐらいでもいいので自分と付き合うメリットを是非探してみて下さい。
そうやって付き合う人を増やしていくことで、ある時、自分を理解してくれる人を紹介してくれる仲間が出来たりします。
まぁとにもかくにもあなたに覚えておいてほしいのは、自分で自分に制限や枠をかけて、自分の潜在能力や才能をスポイルしてしまっていないか、ということを常に考えておいてほしい、ということです。
そしてもし、自分の才能とかが何か分からない、と思うのなら、自分の殻を破ってくれるような人を見つけて下さい。
自分の想像を超えるような面白いことをやってる人と出会うと自分の制限が外れたりします。
しかも自分と同じような30代ぐらいの年齢で色んなことにチャレンジしている人を見ると、自分も頑張ろう、という気持ちにもなったりします。
で、そういう人も周りからは浮いていて誰からも理解されない時期があった、という話を聞いたりすると、自分もやってみようかな、という気分になったりします。
理解されない人はすごい人になる可能性が高い理由
そして最後に覚えて置いて欲しいのは、理解されない、ということは実はすごいアイデアや感性を持っている可能性がある、ということです。
実際に今では世間的に受け入れられているiphoneだって最初は、世間から「誰もこんなの使わないだろう」と言われていました。
そのぐらい人って曖昧なもので、流されやすい生き物だ、ということです。逆に理解されにくいアイデアであっても、強烈に好きだ、という人が現れることがあります
。そういう人を徐々に増やしていくことで、気づけば多くの人に受け入れられる、という状態になることさえあります。
是非、諦めずにあなたの理解されないアイデアや感性を発信し続けてほしいなと思います。
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