「起業をするときに責任を負うのが怖い」こんな相談をよく受けます。
僕も起業活動を始める前はそう思ってましたので
その気持ちは良く分かります。
だからこそ僕は、
①『一人』で小さく始める
②お客様は選ぶ
③自分で決める
の3点に注意して責任を負うことにしています。
なぜこの3点が重要なのか?
この3点さえ抑えれば最小限の責任と義務だけで起業ができること
そして
なぜ責任を負ってまで、起業をADHDにオススメしているか
について、この記事では解説しています。
①『1人』で小さく始める
なぜ1人で起業を始めるべきなのか?
実は人を雇ったり、共同事業等の複数人で
起業を始めるのは失敗ケースが
多いのです。なぜ起業で失敗しやすいのか?
僕自身のケースを含めて解説していきます。
人を雇うことの危険性
まず最初に大切なのは
人を雇わないということです。
なぜなら
人を雇うということは、予想以上に
責任を負うことになります。
例えば
人を正式に雇ってしまうと
法律上、保険に入ってもらったり
しなければならない義務や責任が
発生します。
またそのための
事務手続きが多く発生してしまいます。
なので
ADHDのように事務処理が苦手な
人には、起業初期にオススメしません。
それだったら
事務作業をなるべく最小限にするような
ビジネスモデルを組むことをオススメ
しています。
また、
人を雇うというのは
物凄いコストのかかることです。
実は僕も、一時期だけ人を雇って
起業活動をして初任給ぐらいの金額を
一瞬で吹き飛ばしたことがあります(笑
特に起業初期は資金に余裕がないことが
ほとんどです。
それに起業は大抵、1回では上手く
いきません。なので何度も様々な
アイデアを試行錯誤して起業活動をすすめて
いくことが重要です。
つまり
何度も失敗できるようにするためには
1回ごとの起業でお金をかけないことが
重要なのです。
共同創業の危険性
よく雑誌などで
起業初期に誰か一緒にパートナーと
組んで活動している様子が取り上げられて
いますが、これは本当にオススメしません。
実際、僕の知り合いで何人かそういう人を
見てきましたが、大抵上手くいってなくて
いつのまにかHPが消えて行方知れず、、、
なんてことになっています。
なぜこんな状態に陥ってしまうか
というと大抵は、「自分で稼ぐ」という
経験をしていないために、お互いが依存状態で
そのうち責任の擦り付け合い・・・
という自体になってしまうからです。
サラリーマンで給料をもらっているのと
起業家としてお金を稼ぐのは天と地ほどの
大きな差があります。
なのでジョイントベンチャーや共同創業は
ある程度、自分で生活出来るぐらい稼げる
「自立状態」になってからがオススメです。
マルチタスクが出来ないADHDに1人起業は無理?
ただ
一人でやるのはADHDの自分には
ムリだと言う意見も良く聞きます。
多くの場合、
マルチタスクができないから
というのが理由ですが、
僕自身、一人でも回せる
ビジネスモデルを組んでいる
ため、今のところ大きなミスなく
活動ができています。
また現在でも
毎月100万前後を安定的に
売上られているビジネスモデルです。
なので
2018年現在では
安定的に稼げるようになったことから
共同で企業活動をするようになりました。
ただ
それまでは、メンターのコンサルを
受けながら一人ですべての業務を
行っていました。
だからこそ
一人でも活動できる
「ビジネスモデル」をいかに組むか?
これが起業初期のポイントだと思っています。
ただ・・・孤独にはなるな!
僕は起業初期は一人起業をオススメしていますが、
一人だからといって孤独に活動をすることは
進めていません。
僕がこうやって活動を続けていられるのも
起業家仲間やメンターの支えがあるからです。
なので
僕はADHDのための起業塾を
主宰していますが、コミュニティづくりは
かなり意識していて
なるべく受講生さん同士が
仲良くなるためにはどうすればいいか?
を工夫して運営しています。
また
一度、意気投合してしまえば
同じADHD同士ということで話しも
めちゃくちゃ弾みます!
そんな風に楽しみにながら活動出来る
ことが起業においては大切だと思っています。
じゃないと孤独になりがちなので・・・
一人起業の敵は
孤独と言っても過言ではありません。
副業等でも続けられないというのは
一人で孤独でやっていることが大きな
原因だと思っています。
もし
あなたが一人で副業をやっているんだとしたら
まずはADHDの自分を理解してくれるような
副業・起業コミニティを探してみて下さい。
②お客様は選ぶ
なぜお客様を選ぶべきなのか?
「え?お客様って選んでいいの?」
ADHDのあなたはそう思ったかもしれません。
多くの人が自分の好きなことで
仕事させてもらってるんだから
お客様を選んではいけない
と思ってしまっています。
でも
仕事の対価としてお金を
頂くということは、責任が発生します。
だからこそ
僕は責任を負いたいと
思えるようなお客様としか相手をしません。
なので
僕の場合は相手に
したくないお客様は明確に決めています。
お客様を選んで良い理由
「そんな方法で上手く行くの!?」
と思うかもしれませんが、
有名な経営コンサルタントとして知られる
神田昌典さんの「非常識な成功法則」では
”殿様バッタのセールス”と言われていて
成功している起業家の中では
もはや常識になっている方法です。
でも
起業で上手くいかない人は、
自分の商品やサービスを買う気の無い
お客の相手や価値を感じてくれないお客の相手をして、
不当に値引きをされたり
大事なお客様との時間を
削ってしまっています。
ただ
いきなり自分の理想のお客様
を決めろと言われてもよくわからない
というのが本音だと思います。
なので
まずは
相手にしたくないお客様を
決めてください。
僕が相手にしないと
決めているお客様をあげましたので
是非参考にしてくださいね!
こんな人はお客にするな!
例えば僕は
情報ばかり集めようとして
行動しない人 いわゆる情報クレクレ君の
相手はしないようにしています。
なぜなら
起業活動では、情報などの知識量より
行動量の方が遥かに大切です。
そして
だからこそ行動力が高いADHDは
才能になると思っています。
後は
ただ単にお金を儲けるために
起業しようとする人はお断りしています。
なぜなら
後でも述べますが、お金儲けだけを
目的にしていると、それが終わった時に
事切れるように活動を停止してしまう人が
たくさんいるからです。
もちろんしっかりとした
お金を使う意図が明確ならいいのですが・・・
でも大抵の場合は、高級車がほしいとか
南の島で暮らしたいなど、
それって本当にあなたがお金をかけてまで
したいことなの?
と思うお金の使いみちを上げる人ばかり
なんですよね。
それにお金儲けだけを考えていると
大抵は、お客様からどうやってお金を奪うか?
という考え方に陥りがちです。
これだと起業活動は大抵上手くいきません。
なぜなら、
結局お金を頂くまでには
いかにお客様に”先に”価値を提供できるか?
これにかかっているからです。
是非、あなたがやりたいビジネスに
当てはめて、嫌なお客様はバンバン切る
ようにしてみて下さいね!
③自分で決めろ!!
なぜ自分で決めることが大切か?
最後に一番大切なのが
『自分で決める』ということです。
なぜなら
どんなに小さい起業活動とはいえ
事業を始めるということは、あなたが
事業の責任者ということです。
だからこそ
あなたが決めて決断しなければ
活動が動いていかないからです。
なので
他人のせいにする人に起業活動で
成功することないと考えて下さい。
自分で決められない原因
多くの人は会社や学校に通っていると
ついつい先生や上司にお伺いを立てるのが
癖になってしまっています。
まあ仕方のないことなんですが、、、
だって
会社でいちいち上司に逆らっていたら
そのうち左遷させられるかクビになりますよね笑
なので
会社や学校では「人に決めてもらう」というのが
常識となっていますが、起業家の世界は全く別です。
だからこそ
自分の決断は人のせいにせず
自分で決めて行くのがとても大切です。
こうすると
確かに最初は怖いかもしれませんが、
「自分で決めたことなんだから・・・」
と自分の行動に納得できるようになります。
「怖くて決断できない」というあなたへ
それでも
「怖くて決断できない」
こういう人はたくさんいると思います。
ただ
もしも「怖い・・」と思ったら
それは大抵ゴーのサインです。
ベストセラー作家で投資家の本田健さんも
迷ったら怖いものかワクワクするものを選ぶ
という趣旨のことをおっしゃっています。
特に人生を変えるような出来事は
ワクワクする反面、怖いな、、、
と思うことであります。
なぜなら
人間は変化を極端に嫌う生き物だからです。
ただ
その怖いという気持ちを乗り越えて
決断していかないと、人生が変わることは
絶対にありません。
そして
面白いことに決断をしてしまえば
覚悟が決まり、あなたの人生が変わっていきます。
確かに、僕も最初は
この仕事を始めるときはめちゃくちゃ
怖かったですが、その半面ワクワクする気持ちが
ありました。
でも
決断したからこそ
今でもこうやって起業活動が出来ているんだと思います。
「責任」を負ってまで起業をオススメする理由
責任と共に手に入る〇〇
「無用な責任なんか負いたくない」
ADHDのあなたはそう思うかもしれません。
でもね
その責任を負った分のメリットは
はかりしれません。特にADHDには
是非、手にして欲しいと思っています。
なぜなら
責任を負う分、自由が手に入れられるからです。
僕自身
起業活動をするようになって
安定収入を確保しつつ、PC1台で
場所を選ばないノマド生活を実現することに
成功しました。
これもひとえに
責任を負うと覚悟を決めたからだと
思っています。
そもそも責任って何?
ところで
あなたは責任の意味について
深く考えたことはありまるか?
多くの著名な起業家の方が
責任について述べています。
例えば、多くの心理カウンセラー
を輩出されている心理療法家の
矢野惣一先生は、
「責任=responsibility=response(反応)するability(能力)」
すなわち責任とは、物事に反応する力だと
とおっしゃっています。
これはどういうことかというと
出来事に対して、自分がどう反応するか
は自分の責任だということです。
例えば
ADHDは確かに学校や会社
でダメダメ扱いを受けている
かもしれませんが、
それを受け入れて
自分をダメ人間だと思って
生きていくのも自分の責任ですし、
「俺はダメ人間じゃない!」
と思って、楽しく生きていくのも
自分の責任だということです。
あなたはどちらを選びますか?
僕は断然、楽しく生きれる後者を
選びます。
責任=自分の責任≠他人の責任
そして
自分の責任は自分にある一方で
他人の責任は自分にはない
と知ることが大切だととも
矢野先生はおっしゃっています。
例えば
ADHDであなたが会社でミスをしてしまって
大損失を生んでしまった時
それはあなたの責任だと思いますか?
もしあなたが、会社の管理職などの
上層部にいる場合は、経営責任があるため、
あなたにも責任があるかもしれません。
でも
一従業員だとしたら
あなたに実はそれほど責任はありません。
ましてやそれで
損失を補填しなきゃ!
みたいなことを考える必要はありません(笑
なぜなら
従業員がミスをしてしまうような
システムを作っている経営側に
問題があるからです。
もちろん
従業員だってミスしないように
努力する必要はありますが、
それ以上は経営側の責任です。
そして
これも起業活動をする上でも一緒です。
僕は
ADHDのクライントの方に
精一杯、結果を出してもらうために
サポートはしますが、
結局はクライントご自身が
行動してくれないと意味が
ありません。
だから
行動しない場合は僕自身に
責任はないと思っています。
特に
自分からアドバイスを受けようと
しない人で、結果が出ない人は
僕の責任ではないときっぱり
考えています。
起業=自分の人生に責任を負うこと
つまるところ
僕は起業するということは
自分の人生に責任を負うことだと思います。
なので、
会社員だったから、住む場所や働き方も
選べなかったという言い訳もいい意味で
できなくなります笑
だからこそ
起業をすれば自分で自分のライフスタイル
を決めることが出来ます。
ただ
多くの場合、周りの価値観に洗脳
されている人が多いので、なかなか
自分の理想のライフスタイルを決めることが
出来ません。
何も起業家って、高層ビルに住んでフェラーリに
乗ることを目指す人だけじゃなくて
起業家によっては、家庭や子供を大切にする
ライフスタイルをとって八ヶ岳に住んだり
している人もいます。
そして
多くの人は起業することを目標に
してしまいがですが、本当に大切なのは
自分のライフスタイルを実現するための手段
として起業をすることです。
だからこそ
起業した先にどんな夢や理想の未来を実現するか?
これを考えることが
とっても大切です。
まとめ
起業では「怖い」と思う反面
責任の範囲を自分で決める
ことが出来ます。
なので
まずは起業を少しずつ
始めたいという方には
何度も言うように
1人起業をおススメしています。
そうやってまずは自分の
出来る範囲で行動をしていくことで
ADHDの才能が開花していくと
僕は考えています。
多くのADHDはせっかく素晴らしい
才能を持っているのにその才能に
投資をしていません。
その半面
多くの成功しているADHDは
かならず自分の才能にしかるべき
教育と言う名の投資をしています。
そして
その才能を元に、好きなことして
巨万の富を気づいています。
あなたは
自分自身に投資できていますか?
投資をするには
まずは自分の才能を見抜いてくれる
人を見つけなければいけません。
僕自身も
起業家のメンターを見つけ
才能を発掘してくれたおかげで
今の成功があると思っています。
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