僕は大学院卒業後、ADHD(注意欠陥多動性障害)及びASD(アスペルガー)を併発した”特定不能の発達障害”と診断を受けました。また今では、その知識と経験を元に、成長意欲の高い発達障害やその傾向がある人たちが集まるビジネス塾を主催/運営しています。
その結果、休職中の男性サラリーマンが2ヶ月目には、自分がやりたいことでセミナーを開催し、好きなことで独立。会社で「ごめんなさい」が口癖だったアラサーOLが、本当にやりたいことを見つけて、自分に合った会社への転職に成功。などなど多くのADHDの仲間が生き辛さから抜け出すだけではなく、定型発達の人たちが、成し遂げることができない成果を手にしています。
ただ元々の僕は、様々なADHDの対策(耳栓やアプリの使用等)を講じたり、ADHDの人たちが集まるコミュニテイに2105年から参加をして、生き辛さから抜け出そうとしても一向に抜け出せない、という葛藤を抱えていました。
また、1年で会社をクビになってしまったので、自分で稼ぐために起業塾に参加したりもしました。でも結局、最初、何かを始めると良かったものの、結局は燃え尽きてしまったりして、会社員や副業、ビジネスで上手くいかない、お金が全くない状態が2年ほど続きました。
そんな時、成長意欲が高くて、かつADHDの自分や短所を受け入れてくれる人との出会いで、生きづらさから抜け出せる、成功できるポイントが見つかる、ということに気づきました。
そして起業において、持続可能な成功を手にするためには、自分の中にある個性的な世界観(価値観)から湧き出る遊び心を活かすことが最も大切だ、ということがわかってきました。その結果、3ヶ月後には72万、9ヶ月目には月収100万を突破し、フリーランスとして、活動を継続して、2021年現在で5年目になります。
本記事では、そのような経験からADHD傾向のある発達障害が、一体どうすれば、生き辛さから抜け出し、自分の成功を手にできるのか、という本質及び具体的な手法について解説をしていきます。
目次
ADHDとは何か?(一般の見解と筆者の独自見解)
日本語での正式名称は、注意欠陥多動性障害。多動性が無い場合は、ADD(注意欠陥障害)と呼ばれています。
特性としては、多動・衝動・不注意がいわゆる3大症状とも言われています。
また興味があることには過集中も体表的な特性です。
実際にADHDと診断された人で、好きなこと(プログラムや演奏etc)には何時間も没頭できる人を見てきました。ただこれらの特性は、下記のような本質的な対策をしていけば、withコロナ時代は、ADHDが活躍できると僕は考えています。そこで、まずは、一般的なデメリットをあげながら、その本質的な対処方法について、解説とそれに関連する記事を紹介していこうと思います。
一般的に言われるADHDのデメリットは?
忘れ物が多い
忘れ物が多い、というのはADHDと診断された人の90%以上には当てはまる傾向だと、僕自身、考えています。ただここで言っておきたいのは、なぜ忘れ物が多いのか、ということです。それは一言で、いうと別の何かについて自分の興味関心が集中してるから、ということです。そしてその事柄に関して、エネルギーを一点集中させることで、一気に生き辛さから抜け出して、何者かになれる、と僕は考えています。逆に気が張っていて忘れ物とかに意識が言ってる人は、まだ何者にも慣れていないように思います。詳しくは概要欄の動画[忘れ物が多い人の特徴]から御覧ください
また今の僕の考えでは、何かを忘れたり、落としたりして無くしたとしても、
同じような特性を必ずその代わりに得ている、
と確信できるようになりました。
つまり、僕らは何も失うことはない、ということです。
なのでもう落としたり無くしたりしても落ち込む、ということがなくなりました。
これはドクターディマティーニさんのC面の喪失のワーク
というものを体験すると分かります。
例えばお金を僕が落としたとしします。そしたら、恐らくこう思うでしょう。
やばい、稼がなきゃ、、、何かいいアイデア無いかなー
あ、そうだ! 〇〇すれば稼げるじゃん、と。
つまり僕はお金を落としたことによって稼ぐためのアイデアを得た、ということです。
ただこの失った分、得られるものは人によって違います。
また面白いのは、失った瞬間、同時に必ず総量、同じ分だけ必ず得ている
ということです。
ケアレスミスが多い
ぼーっとしてしまう
空気が読めない
お金に無関心でいつも貯金がない
飽きっぽい
時間が守れない or いつも時間がない(時間管理が苦手)
マルチタスクができない
人に嫌われやすい
ADHDやアスペルガーの人たちは、独特な感性を持っていたり、人の指示に従うのが苦手なことが多いため。人から嫌われることが、結構あります。それで、僕の見解としては、自分を嫌いになってしまうような人よりも、自分の個性とか感性を好きになってくてる人を集めたほうがいいと思っっています。でもどうやって集めていいかわからない、という人は、情報発信をまずはしてみるのは一つの手だと思います。
人の指示通り動けないコミュ障(ADHD/アスペルガー)の僕が情報発信することで自分を好きになってくれる人を引き寄せた方法
電車を乗り過ごしてしまう
ADHDの人は、一度、思考に集中してしまったりすると、他のこと、すなわち周りの環境に意識がいかなくなり、時々、電車に乗っていることさえ忘れることがあります。また本を呼んでいたり、何か作業に没頭してる時でも時間の感覚がなくなり忘れてしまうパターンもあったりします。ではそれはダメなのか、というとそれではないと思います(電車を乗り過ごしてしまうのは困りますが、、、)ではそのような特性をどのように活かせばよいのか、ということについて解説をしました
誘惑に弱い
誘惑に弱い人の特徴として、実は、自分に厳しい、という特徴があるなと思っていて実際の研究結果でも、出ています。
なぜなら罪悪感に苛まれてしまって「どうにでもなれ」と思って誘惑に溺れてしまうことがあるから。
ADHDと混同されやすいアスペルガーとは何か?
日本語での正式名称は、高機能自閉症。知的障害と言語的な遅れがない場合に用いられます。
代表的な特性としては、コミュニケーションの問題があると言われています。僕自身が一番、「この人、アスペルガー」と判断するのは、相手の言葉をそのまま受け取ってしまうという場合。
アスペルガーの人は、表情などからの微妙なニュアンスを読み取ることが出来ないので、どんなに相手が嫌な顔をしていてもYESと言わたら額面通りに受け取ってしまいます。
あとは、ある種のことに関して異常なこだわりがあって、同じものしか毎日食べないとか、一度決めたルールは絶対に破らない等の特性もあります。また僕自身はアスペルガーを障害だとは考えておらず、才能だと考えています。アスペルガーの才能については下記の動画で解説をしています。
ADHDにビジネス(副業/起業)をオススメする理由
このように一般的には、ADHD=障害、特性=症状と言われていますが、
僕自身はこれら3大症状をビジネスで活かす方法を知れば、強みや才能として活かすことが出来ると考えています。
ADHDの才能は一言で言うと、興味があることへの行動力と集中力。なので才能を活かすのに大切なのは、やりたいこと、好きなことや興味があることを
明確にすることだ、と僕は考えています。詳しくは下記の記事を読んでみて下さい。
でも多くの人は、起業とかビジネスって難しそう、と思うかもしれません。なのでここでまずは、起業の定義について解説をしておこうと思います。
起業とは?(会社を作ることでない理由)
まず最初に、よく多くの人が勘違いするのが 「起業=会社を創ること」 という定義。広辞苑では 「新しく事業を始めること」と定義されています。また僕自身も会社を作るかどうかは重要であるとは考えていません。
マイクロソフトの創業者でアスペルガーでないかと言われているビル・ゲイツ自身も
私は起業家という言葉をいつも拒否してきました。
「会社を始めよう、何の会社にしようか」では決して成功はないと思います。
と語っています。
そして、起業でまず大切なことは「どんな人の役に立ちたいか?」を考えることだと考えています。なぜなら事業を成立させるためには、必ず「価値提供をして、その対価としてお金を頂くこと」が必須だから。そのためには、お金を頂く人を決めなければいけません。
その際に、自分が付き合いたい or 役にたちたい人を明確に定義しておかないと自分よがりの事業になってしまい、結局は継続することが難しいです。また起業は手段であって、目的でないとコシケン自身は考えていて、起業は理想の生活を実現するための手段という風に位置づけています。
なので会社を作ろうが作らまいが、フリーランスや個人事業主であっても起業は起業だという風な捉え方を僕自身はしています。
ADHDがビジネスで成功した事例
筆者の事例(3ヶ月で72万を受注し、9ヶ月目には月収100万を突破するまで)
現在の仕事
僕自身の起業体験を踏まえて、今はADHD専門の起業塾
(MBA(Micro Business Academy ) for GIFTED)を主催・運営しています。
2021年現在、6年目に入り、起業コンサルに限らず、
ADHDやに関する悩みの相談や会社での対処法、
生きづらさを解消する自立・成長型のコミュニティです。。
元々はバイトも出来ない典型的なのび太型ADHD
今、現在の仕事を見ると順風満帆そうに見えますが、正直言って
ビジネスが軌道に乗るまでは、典型的なのび太型ADHDの生活を
送っていました。
小学校の頃、いじめは無かったものの周りとは上手く溶け込めず
ただ自分の言動はおかしかったことからいじられキャラとして
生き抜いてきました。
ただ
学校時代は、運良くも良い塾の先生にあたり、勉強はなんとか
出来たため、大学生までは普通の人と同じような生活を
送ることができました。
だけど
問題が起きたのは、アルバイトを始めてからでした。
最初に、なんとかフラれた彼女に会いたいとの不順な動機で
とあるスーパーのバイトを始めるのですが、周りと全く同じように出来ず
僕がレジを打つと長蛇の列が並び、小松菜とほうれん草、レタスをキャベツ
を間違える等の食材ミスをしてしまったことから指導係のおばさんから怒られてしまい
面倒くさいなと思った僕は、すぐに3日でバイトをバックレます。(最低ですね、、、)
そして
そのあとに、教えることが好きだったことから家庭教師や塾講師の
バイトを始めるのですが、子供がやる気がない子だと、自分も教える気が
すぐに無くなってしまい、仮病欠席や音信不通になり
家庭教師の派遣先の会社から怒鳴られてクビになる
ということもありました。
こんな
風になめきったバイト生活を送っていましたが、さすがにやばいと
思い、ダメな自分を叩き直すために、厳しい大学院の研究室に
入ることを決めます。
大学院でウツになり、ADHDと診断を受ける
大学院に入ると、人生で始めて毎日、怒鳴られ続けるという
地獄を味わいます。正直言ってもうこの過去には絶対戻りたく
ありません。
そして大きなミスをしたことが原因で
そのままウツになってしまい、その原因を探ったところ
「ADHDとアスペルガー」を併発した特定不能の発達障害と
診断を受けます。
でも
僕からしたらADHD診断を受けたことは嬉しかったことでした。
なぜなら
平凡人間だと思っていた自分にも長所があることが
分かったからです。
なので
あとはこのADHDの症状さえ対策して、対処すれば問題ない
と考えました。
そこで
様々なADHDに関する書籍や論文を読み漁り、様々な
ADHD対策を会社に入ってから講じていきます。
ただ
それでも会社では上手くいかず、結局、半年で休職、
1年後にはクビになることを余儀なくされてしまいます。
頑張ってるのに結果が出なかった一人ビジネス時代
バイトも会社員も出来なかった僕は、自営業の父の
手伝いを始めます。
そして
その中で、とある有名な売り場への出店が決まりますが、
全く売れず2週間で50万を失います。
その後も
有名人との対談話を雑誌に掲載してもらえる会社や
Google検索ランキングを上位に上げてくれるSEO会社
等から連絡をもらいますが、全てお金を使うばかりで
結果が出ず、より損失を生んでしまいます。
また
他にも父の商品のネット物販をしても、梱包が嫌で
結局、いくつか商品を売ったら飽きてしまったり、
民泊を始めてみても、部屋の片付けや掃除が嫌に
なってしまってまたもや飽きてしまいました
そしてなんとか
一発当てようと、ビジネスコンテストにも出して
なんと優秀賞まで頂くことができたんですが、途中で
飽きてしまって、結局そのビジネスも続けることが
出来ませんでした。
正直言って自分の中では万策が尽きた
というのが本音だったので、またもやウツっぽくなってしまい
ネットで「ADHD やる気の出し方」と寝ながら検索して
なんとか自分のモチベーションを上げる方法を探していました。
ADHDを才能だと言ってくれたメンターとの出会い
そんなどん底の時に、僕がお世話になっていた
心理療法家の先生が、
「カウンセリング能力が高い起業コンサルタントがいる」
という紹介をして下さって、
その方の公開セミナーに参加することにしました。
そして
そのセミナーの中でこんな話をされていたんです。
「会社の中では、変人は普通の人よりも下です」
「でも起業という世界では変人だけがスゴイ人になれます。」
この話を聞いた時に変人=アスペルガー/ADHDの自分だと
思いました。
セミナー後に、自分の発達特性について話した所
ADHDは起業では才能になる
という話をして頂き、そこから師弟関係を始めさせて
頂いたことから、今では起業塾(MBA: Micro Business Academy)
を共同運営するまでになりました。
そして
3ヶ月で72万、9ヶ月目には月収100万を突破する
超速起業を達成します。
成功小説家で起業家の犬飼ターボさんとも音声(Podcast対談)
また憧れの起業家で、会社を10社経営されて年商1億を売上げ
10冊もの小説を出版
されている犬飼ターボさんと八ヶ岳でお目にかかる機会を頂き
今までの活動を話させて頂いたところ
「面白い!音声対談を取ろう」
と話が盛り上がって、直ぐに犬飼ターボさんの
Podcast(先延ばしする人が行動する心理学)で
5回に渡って、僕が起業するまでのストーリーと起業で成功する秘訣を
対談形式で引き出して頂きました。
((音声対談終了後の様子)
なぜ会社で上手く行かなかった僕が起業で成功したのか?
じぶんスタイルで起業すれば成功できる
まずADHD/アスペルガーのあなたに知って頂きたいのは、
ADHDが会社で勤務するのは無理がある、ということです。
なぜなら
興味がないことには集中して取り組むことが出来ないし、
色んな作業を同時並行して行うマルチタスクも出来ないし、
周りに気を使って、上手くコミュケーションを取る
ということが出来ないから。
でも
今までの経験から、この特性を活かす方法が無いかを
ずっと起業活動をしながら考えてきました。
そして
その最終的な答えが「じぶんスタイル」で起業する
ということでした。
この方法なら
興味のあることだけをやればいいですし、
誰にも邪魔されずに、作業に没頭することも出来ますし、
基本的に一人で仕事をするので、付き合いの飲み会などは
一切ありません。
普通のことをしなければADHDは成功者になれる!
今まであなたは、なんとか人に合わせようと努力をしてきた
というふうに思います。
でも
きっと周りの人と同じようなことが出来ない自分を責めて
きたのではないでしょうか?
そして
普通という『枠』に入れないことに、罪悪感や劣等感を
感じてきたかもしれません。
でも
もうそんなことは関係ありません。
自分の「好きなこと」「得意なこと」を見つけて、それを仕事に
していくことで、僕たち発達凹凸は、普通のサラリーマン以上に成功
することが出来ます。
起業で成功した多くの人はADHDかアスペルガー
なぜなら、著名な成功者の多くは、ADHD or アスペルガーの変人だからです。
例えばApple創業者でiphoneなどの革新的な製品を
世に送り続けたスティーブ・ジョブズ氏はその異常な
こだわりからアスペルガーだったのではないかと
言われています。
また
楽天の三木谷社長も、人の話を途中で遮る、興味のない話は
頭に入ってこない等のADHDの特徴を持っていることから
自分はADHDかもしれないという話をしています。
ただ
その一方で、多くの起業はADHDみたいなもの
という趣旨の発言もしています。
そして
もちろん
いきなり、僕たちが、彼らのような大成功を治めることは
出来ないと思います。
でも
自分を「普通の枠」にはめようとせずに、付き合いたくない人
とは無理して、相手をしようとせずに、興味のあることだけに
集中できたからこそ成功をしたと僕は考えています。
つまり
ADHDの特性を活かしたからこそ成功できた
と言えるかもしれません。
実際に、
・自分嫌いの主婦がお金を好きなことで稼ぎ始めたり
・休職を余儀なくされたサラリーマンが2ヶ月で独自セミナーを開催したり
・開始3ヶ月で独自ワークショップを開催して週末起業家になったり
・ごめんなさいが口癖のOLが3ヶ月で好きなことしてお金を稼いだりする
等の事例が出てきています。
ADHDが最もやってはいけないこと
ただ今までの経験からADHDがこれをすると
失敗するというのが分かってきました。
それが、これまでと同じ生活を続けようとすることです。
つまり
今までと同じように、サラリーマンとして通勤電車に乗って
オフィスにで働いて、上司の言われた指示通りの仕事や事務作業
をすることや
自分が興味もない、好きでもない仕事を集中できない環境下で
やること等です。
なので
そういう普通の枠に、無理やりはめようとしてきた生活から
まずは抜け出すことが必要です。
すなわち
ADHDであることを解放することを自分に許可してあげることが大切だと僕は考えています。
なのでここで今、こう口だして自分に許可を与えて上げて下さい
「私は変人のまま生きていよい」
この文章を毎日3回以上、鏡の前に向かって声に出して
自分の顔を見ながら喋って下さい。
この習慣を付けるだけでも、自分の中の発達特性が
解放されてくるはずです。
※この手法は心理療法「パーミッション」と言われるワークで
数々のカウンセラーを生み出している心理療法家「矢野惣一」先生から
教わった手法で、起業塾内で、受講生に必ず実施してもらっています。
なぜ僕が、発達障害(ADHDやアスペルガー)と言われる人に教えているのか?
僕が、このビジネステーマを見つけた理由は、メンター
からのこんな言葉でした。
もし自分の情熱が湧くことを見つけたいのなら、
夜悔しくて眠れないことを思い出してみると良いよ
こう言われた時、僕が出てきたのは
ADHDやアスペルガーは素晴らしい才能を持ってるのにも関わらず
発達障害という障害者に認定されている
という事実です。
この障害という考え方は、発達障害は社会的な障害だと
言われています。
でも僕は、それは会社生活を遅れることが
正しいことだと、言われる偏った考え方を元にしてるからだと
考えています。
でも
僕が3年間、起業塾を教えてきた経験から言いうと、
今まで会社員としては、周りから邪魔者とか面倒くさいヤツ
使えないヤツ、コミュ障と言われてきた発達障害の人たちが
普通の人が到底できない、超速起業を成功させている事実を
考えると
ただ
単に自分に合わない場で働いていたこと
が問題だけったように思えてならないのです。
なので
もしあなたが、集中して好きなことが出来る
じぶんワールドを見つける方法さえ手に入れてしまえば、誰よりも
能力を発揮してADHDやアスペルガーの才能を活かして成功出来ると僕は確信しています。
なぜADHDやアスペルガーが起業できるのか?
それでは、ADHDやアスペルガーと言われる発達凹凸の人たちが
起業できるのか?ということについてもう少し詳しく解説を
していこうと思います。
そして
まず大前提として、大切なのは、ADHDやアスペルガーだから無理だ!
という認識を変えることが最も重要になります。
なぜ起業は難しいと言われるのか?
一般的に起業が難しいと言われる理由はいくつかあります。
その中で代表的なのが
- やり方がわからない
- お金がかかる
- 時間がない
- 自信がない
というものだと思います。
もしかしたらあなたもこの上記のどれかに当てはまっているかもしれませんね。
それではこれからこれらのハードルについて詳しく解説をしていきます。
「起業=お金がかかる」は本当なのか?
実際、起業した人に僕自身聞いて回ると、多くの人が
店舗を構えて、お菓子ショップや飲食店を経営してる
というのがよくあるパターンかもしれません。
もしくは
これから確実に売れる!という商品やサービスの権利を
買ってお金を稼いだなんて話も聞いたことがあるかもしれません
また
物販や競取りなどで、商品を大量に買って在庫が必要な
ビジネスを経験した人の話を聞いたことがあるかもれしません。
もし
あなたが上記のようなビジネスを始めたいのだとしたら
かなりお金がかかる起業だと思ってもらって間違いありません。
でも
実は、上手く言ってる起業家や経営者の話を聞いていくと
資本が必要ない、という話をする人も実はいます。
つまり
起業そのものにお金を掛けなくても実は
ビジネスをスタートすることは出来るということなんです。
特に
今の時代は、これだけネット社会が進んでいると
多くのことがネット上の無料サービスを併用してビジネスを
始めることが出来ます。
僕自身
3ヶ月で72万を受注したときの、経費は実は3万円弱です。
(もちろん実家で食費等は、計算にいれていないのですが、、、)
でも
事実、僕が教えている受講生の人たちにもなるべくお金を
掛けないビジネスの仕方を教えていいます。
「時間がない」から起業できないと思ってるあなたへ
もしあなたがビジネスをする時間がないと思っているのなら
これだけは肝に命じておいて下さい。
それは・・・
これまでと同じ生活を続けながら新しいことが出来る訳がない
ということです。
これ考えてみたら当然の話だと思うんです。
だって
もしあなたが今会社員として働いてて、今までと同じ生活パターン
でオフィスに通勤で通って、夜遅くまで残業して、家に帰って
寝るだけの生活をしてるとしたら、その時間の中で新しいことが出来るわけがありませんよね?
なので
厳しいようですが、時間が無いのではなく、時間を作ることが必要
だということです。
確かに
会社に行きながら副業を始めるというのは、大変なこともあります。
でも「大変だから何もしない」では人生は変わらないと思いませんか?
これはどんなに才能を持ってる人でも、その才能を磨く時間を
自分に投資しなければその隠れた才能が開花することはありません。
なので
まずは自分の才能に投資するという意味でも、時間を確保してください。
ちなみに起業塾に入る条件の一つとして
毎日2時間以上、起業活動に時間を当てられることを必須条件にしています。
なぜ
土日のまとめた時間ではダメなのかというと・・・
人間の脳には、「安定化思考」と「可塑性」という2大特性を
持っているからです。安定化思考とは言い換えると「大きく変われない」ということです。
つまり
土日や夏休みGWにまとめて起業活動をしようとするとそもそも手に付かない
もしくは、出来たとしても、大きくその短期間に変化しようとした反動で
下手したら1ヶ月間ぐらい何も起業活動が出来ない、という状態に
陥ってしまったりするんですね。
でも
人間が変わることが出来るのは可塑性という「少し変われる」という特性
を持っているからなんです。この特性は、文字通りに毎日2時間ぐらいの
小さな変化であれば、少しずつ自分を変えることが出来るんですね。
なので
大切なのは、僕らの脳に気づかれないぐらいに少しずつ変化して
気づいたら大きく変化してるという状態を目指すことなんです。
そのためにも
毎日2時間以上、起業活動に当てることが、起業活動を成功させる
必須条件になってきます。
起業するのが自信がないというあなたへ
またよく受ける相談として
「起業する自信がない」ということもよく聞きますが、はっきり言って当たり前です(笑
考えても見て下さい。
始めてやることに関して自信満々だったらそっちの方がおかしいと思いませんか?
それに自信がないからこそ冷静にリスクを見ることが出来るんです。
僕自身、最初2週間で50万円をふっとばしたときも、実は自信満々だったんです。
だから赤字になって、損失を出すとは思いもよりませんでした。なので自信と成功には
相関関係は無いと思ってもらっていいです。それよりも大切なのは、リスクをしっかり見つつ
まずは、少ないお金で試せるビジネスをすることだと僕は考えています。
起業のやり方が分からなくて直ぐに飽きそう、、、というあなたへ
もしかしたら
あなたは、ここまで話を聞いて
起業するってめちゃくちゃ難しそうなことだなと
思ったかもしれません。そして飽きっぽい自分には
途中で辞めてしまいそうだな、、、と思ったかもしれまえん
そんなあなたに最も知っておいて頂きたいことは、
時間は買うことが出来るということです。
なぜなら
起業のやり方を学ぶことで、試行錯誤する時間が短くなります。
ということは、普通の人よりも早く成果を出すことが出来るので途中で
諦める可能性が減ります。
だって
ADHDは興味がすぐにあちっこっちに飛んでしまう反面、興味の向いてる間に、過集中(没頭)することで成果を
出すことが出来ます。
つまり
起業こそがADHDにとって得意なことだと言えるのかもしれません。
会社員が出来ない=起業が出来ないではない
ここであなたに知っておいてほしいのは、どんな人でも会社にまずは順応させるようにする
という社会常識の方がおかしいということです。
僕自身、ビジネスを始めて3年が経過していますが、今、会社員に戻ったとしても
上手くやっていけるとは全く思えません。また他の経営者も、普通の会社員みたいに毎日
通勤電車に乗って、嫌な仕事や苦手な仕事をするのが自分には出来ないという話をよく聞きます。
そして
急に上司から仕事を振られたり、周りの空気を読んで仕事をしなければいけなかったり
マルチタスクを平気で強要されたり、毎日、決められた場所、決められた時間で仕事をする
ということはそもそも発達の人たちには難しいことが多いです。
だからこそ
発達の僕らに必要なのは、
自分のペースで、自分の好きなことを、誰からも邪魔されないで集中してやる
ということなんだと思います。そしてこれを実現できるのが起業だと僕は考えています。
ADHDが起業するための才能の見つけ方
では実際に、発達凹凸の僕らが、起業するための才能を見つけるにはどうすればいいのかということにも
ついて詳しく解説をしていこうと思います。
そもそも才能って何?
まずここであなたに、質問です。
「才能とは何でしょうか?」
Googleで検索すると才能とは「ある個人の素質や、訓練によって発揮される、物事を成し遂げる力」
という風に出てきます。
つまり
才能=生まれつき上手く出来る訓練で出来るようになったこと
もしくは
「自分が当たり前に出来て、他人には出来ないこと」だとも考えています。
ちなみに
ストレングス・ファインダー®というオンライン才能診断ツールを開発したギャラップ社では
「無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン」と定義している。
例えば
走ることを例に考えてみると、人より早く走れる人は、
「本人にとっては普通に走っていても、他人より楽に早く走れてしまう」はずです。これこそが才能です。
なので
100m10秒を切るということは、才能がある人が、更に才能を伸ばすことで得られる一つの結果というこです。
だから才能+努力=才能が発揮される状態ということです。
つまり
100m10秒を切る選手が、必ずしもマラソンが早い訳ではありません。実際、使う筋肉の部位が短距離走と長距離走の選手では
異なると言われています。ましてや、短距離走が早い人=料理が美味いという訳でもありませんよね?
なので
一流の料理人になるには、走るのとは別の才能が必要だということです。
また
ファーストガンダムに出てくるアムロ・レイの才能であれば、相手の思考が分かってしまうニュータタイプ特性や
すぐにガンダムを使いこなせてしまう特性、後ろから狙われてるなどの自分への危険察知能力は才能といえる
また
エヴァンゲリオンに出てくる碇シンジの才能であれば、エヴァンゲリオン初号機に乗った瞬間にシンクロしてしまう
能力や自分のヘタレさを露呈して、色んな女性(葛城ミサト、綾波レイ、アスカ)に助けてもらうという一見ネガティブな
特性も才能とコシケン自身も考えている
このように自分自身では、ネガティブで短所だと思ってる特性も才能になりうることが多くあり、
実は何も出来ない=人に助けさせてあげる才能を秘めていたりする。なので自分の主観を交えずに客観的に自分の能力を
見極める重要性が有る。
また
行動遺伝学という分野では、ほとんどの才能は遺伝によって決まってしまってるということが研究で明らかになっています。
例えば、執筆や音楽の才能は遺伝でほぼ8割以上決まってしまっていると言われいます。つまりそういう人がコンサルタントに
ブログをかけば稼げるという風に言われても、そもそも書くことが出来ないわけです。また発達の人の場合、興味がないことだと
全く文章を書くきが起きず、アフィリエイトの教材を買っても上手くいかなかったという相談を今まで腐るほど受けてきました。
つまり
自分が自然に出来て、人よりも優れていること以外では、例え努力をしたとしても一流にはなれない
ということです。
なので
ADHDやアスペルガーが会社に行くということは、才能を一切付けないことを無理してやってるということだと思って下さい。
ADHD/アスペルガーが才能を見つける方法
ではどうやって僕ら発達凹凸が才能を見つければいいのか、ということについて解説をしていきます。
まず、一番簡単なのは、自分の過去を振り返る ということです。
過去を振り返って、できればもう二度とやりたくない、と思うことは振り返ってみましょう。
例えば僕の場合は、もう電話取りとかは二度としたくないです。なので起業塾のサポートでも急な電話対応は
基本的に実施していません。また領収書の生産等の事務作業も二度としたくないです。なのでクレジットを使って
ほぼソフトを使えば自動で集計できるように工夫をしています。あとは、飲み会のセッティングなども基本的に
もうやりたくありません。なのでそういうのが好きな受講生の人にお願いをしています。
次にやることは、一番、得意だった と思うこと振り返ってみましょう
僕の場合、大学院の時に、色んな論文を読んで、その中の実験を組み合わせて
自分の研究に活かすことは得意だったように思います。そして今でも、色んなセミナーや教材
本を読んで、それを発達凹凸の人たちが使えるようにアレンジすることが得意です。
またそういう作業をしてる時は、自分がフロー状態(没頭できてる)に入ってるのがよく分かります。
そして次は、誰かに何かしてあげて、お礼を言われたこと と振り返ってみましょう
僕の場合、よくお礼を言われたのが、人の話を聞いてお礼を言われたことが多いです。
特に女性の愚痴ですね(笑 中学、高校と吹奏楽部に入っていたため、いわゆる女性社会に
いて裏側の軋轢みたいのをよく見てきました。そしてその中で、女性同士でトラブルになったり
した時の愚痴をよく聞いていました。それで最後に「コシケン、聞いてくれてありがとう」と
言われることが結構多かったんですね。
そして今でも、僕のコンサルティングは、傾聴・共感を必ず入れたカウンセリングを要所要所に
織り交ぜたコンサルティングになってるので、相手は「自分を理解してもらえた」と感じてもらえる
人がお客様の声として多いように思います。
そして最後は、一番、お金 or 時間をつぎ込んだこと を振り返ってみましょう
僕の場合、普通の人と話して明らかに分かるのですが、心理学やビジネスや自己啓発に関して
人にあんまり言いたくない額(それぞれ数万〜十万なので合計は、、、)を投資しています。
また時間についても、今思えば大学生の頃からずっと人と上手く付き合えないと悩んでいたので
心理学やコミュニケーション法は興味が合って調べていました。
そして今では、起業コンサルタントとして活動していますが、セミナー中にはセルフカウンセリングの
メソッドを折り込んだり、ブログ等でも起業法だけでなく、心理学や脳科学の話も発信しています。
ここまでの質問を振り返っていかがでしょうか?
恐らく上記の質問で、どれかは答えられるものが合ったのではないでしょうか? 僕が運営してる
起業塾(MBA for Gifted)の中では、更に20個ほどの質問をワークとしてやってもらって自分の中の
才能を棚卸ししてもらっています。そうすることで、より自分のことが分かってくるようになります。
このように、才能って実は今まで自分がやってきたことの中で探す方が早いんです。なぜなら
才能とは、自分で当たり前に出来ることだからです。なのでなかなか自分一人では認識することが
難しいんです。なので過去の事実や他の人から言われた客観的な目線から辿っていくしか無いんですね。
なぜなら才能を見つけるには、とにかく他人と比較する必要があるため、色んなコミニティに参加したりして、自分が人とは
何が違うのか?を見極めることが重要だから。そしてそのコミュニティ内で自分がどんな役割を自然に担うか?
人からどんなことで褒められるか? 気づいたら自然とやってしまうことは何か? を仕事やプライベート関係なく
客観的に見つめる必要があるとも考えています。
しかし多くの人、特にADHDは自分を客観視することが苦手なので、コーチやコンサルタントにお金を払ってお願いして、自分を客観視
してもらう必要があるとコシケン自身は考えています。(ちなみにアスペルガーと言われているマイクロソフトの創業者ビルゲイツ自身もコーチを雇ってます)
そして才能の中で最も大切なのは、ずっとやり続けていること を探してみることです。
別にこれは、いきなりビジネスやお金にならなそうなことでも良いです。
僕は元々飽き性なので、親から野球、ボーイスカウト、水泳、書道、絵画、を習い事でやらせて
もらっていたんですが、全部飽きてしまってるんですね。
でもそんな僕でも飽きずにずっと続けられてる
ことがあります。それがピアノです。しかも超マニアックなジャズ・ピアノ(笑
なぜこれを続けられているのか、というと・・・常に改善(アレンジ)出来るからなんですね。
クラシックピアノと違って、ジャズはその場の即興演奏をしたりして常に変化させられることが
出来るんですね。
そして僕がもう一つ好きな理由は、音楽理論を使って「分析」出来ることです。
有名なピアニストの演奏を耳コピして、その演奏を分析するのが好きで好きでたまらないんです。
最後にジャズ・ピアノで好きなのが、演奏の順番などや曲の構成などを戦略的に考えることです。
この曲を聞いたら、次にお客さんは何を感じて、次はどんな曲を入れればお客さんは飽きずに感動して
きき続けられるかを考えながら構成を考えいます。
こんな感じで恐らくジャズピアノ自体は、僕はそんなに上手くないのでプロとして食っていくのは
困難を極めると思うのですが、ジャズピアノで必要とされる「改善能力」「分析能力」「戦略立案力」
は今の仕事でも意識して活かすようにしています。
強みと才能の違いとは?
またよく才能と混同されがちなのが、「強み」ですが、コシケン自身は 強み=才能+努力+教育であると定義してる。
すなわち強みは、自分で努力や必要な教育を受けて磨く必要があるということです。
強みも他人との比較なので、環境によっても才能になるうることがあります。。会計の業界にいた人が、その業界では低いレベル
だったとしても、会計とは関係のないクリエイティブ業界に転身したとしたら、その会計の能力を強みとして活かせる可能性もあります。
ADHDの才能をお金に換える方法
では次に、実際に自分の才能をお金に変えた発達凹凸の仲間の例を紹介していこうと思います。
ADHDの仲間でお金を稼いだ例
一人目は、2ヶ月で独自セミナーを開催した仲間(30代男性)の例です。
彼は、整体をするのが好きで友達や研究室時代の先生に整体をしていたんですね。
ただ彼は、自分にはプロとしてやっていくまでの施術する技術はまだ無いと言っていました。
でもよく話を聞いていくと、陸上の選手として頑張っいた学生時代に、体を壊してしまってその整体の先生から
色んなことを教わった時に「自分は体のことを全く知らない」ことに気づき、そこからずっと体の構造について
探求をしていった過去を持っていました。
なので
もちろん整体も僕からしたらスゴイのですが、どうすれば効果的に自分の体を動かすことが出来るのか?
という「説明力」が異常に高かったんです。そこで、彼の持ってる体に関する知識をセミナーを開催して
話してもらうと大好評で、お客様も実際にたった2ヶ月で集まりました。
二人目は、わずか30日でファーストキャッシュを得ることに成功した仲間(40代女性)の例です。
彼女の場合、過去を棚卸ししていくと、デザインに関する勉強をかなりの長い期間やっていました。
またメモ用紙に書いてくれたかわいいイラストの評判がかなり良かったみたいで、友達からよく「書いて」
と言われたりしていました(ちなみに僕の顔もイラスト化してもらってPCに貼っています)
そして
よくお友達から「こんな風に掛けたらいいな」と言われていたようです。そこで簡単にイラストを描くコツ
を教えるセミナーをしてみることにしたら、なんと直ぐにお客様が集まりわずか30日で好きなことで
ファーストキャッシュを得ることに成功しています。
どうすれば才能をお金に換えることが出来るのか?
二人の発達の仲間の例から分かるように、才能はそれだけではビジネスにすることは難しいです。
ではビジネスにするためにどうすればいいのかというと・・・
お客様のニーズと合致すること
が重要になります。更に具体的に言うと、そのニーズが比較的大きなもので、
お金を支払ってでも解決したい!と思う問題やお金を支払っても叶えたい!という望み
に合致した時に、ビジネスのテーマになります。
例えば
ペットボトルの飲料水は、お客様のどんな望みを叶えると思いますか?
ぶっちゃけていうと、喉が乾いているのを潤したいという望みだけなら水道水でも
十分ですよね。でも健康に良い水を飲みたい、という望みなら天然の水を飲みたい
と思うかもしれませんし、爽やかな気分になりたいという望みなら炭酸飲料を飲みたいと
考える人もいるかもしれません。
また気軽に持ち運んでいつでも飲めるようにしたいという人なら
ちょっと小さなペットボトルに入った水を飲みたいと思うかもしれません(実際、水の量は少ないのになぜか
大きめのペッドボトルと値段がほぼ変わらないですよね)
このようにお客様の様々なニーズに答えるために、コンビニには、多くの商品が並べられていることが
分かります。
ADHDがビジネスを始めるならこの3つを抑えよう!
そして
大切なことは、自分のビジネスを以下の3つの文章にまとめてみることです。
- 誰に
- どうやって
- どうなってもらう
この上記3つに答えられるかどうか? これが実はビジネスを始めるときの肝になります。
例えば僕が共同運営してる起業塾(Micor Bussiness Academy for Gifted)を例に取りますと
誰に→枠にはめられて生きていけないADHDの方に
どうやって→マイクロビジネス起業に必要な知識、環境、サポートを提供することで
どうなってもらう→他人の決めた枠を気にしない、自由で充実感のある人生に転換して頂く
という形になります。
そしてこの上記3つで大切なのは、「誰に」の部分を明確化することです。なぜなら
お金を頂くのはこの「誰」の部分だからです。
もし
あなたがやりたいことで、誰が必要としてくれるのかわからないのならイメージしてみましょう。
あなたがやりたいことで、どんな人が幸せになってると思いますか?
どんな人の苦しみが取り除かれると思いますか? そしてそのあとどんな生活をしてると思いますか?
実際に具体的なビデオで取ったようなイメージを思い浮かべて、そのイメージを言葉にしてみると
どんな人がお客様になるか分かることがあります。
例えば
もしあなたのやりたいことが、服のコーディネートをすることだったとしたら
どんな人が来るかは分からないけど、そのコーディネートを受けることでどうなるのか?
どんな生活を送っているのかをイメージしていましょう。
もしかしたら
彼女が出来なくて、自信を喪失してる男性があなたのコーディネートを受けたら
自信を取り戻して、また彼女を作るために恋活を頑張れるようになるかもしれません。
なのでこの場合は、誰の部分が「彼女が出来なくて自信を喪失してる男性」ということに
なりますよね。そして大切なのは、この誰に合わせて自分のサービスを付加していくということです。
もし
自信が無いという男性をお客様にするのなら、服のコーディネートだけでなく、自信がつくように
その男性を褒めてあげるスキルが重要かもしれませんし、女性がどんなことで喜ぶのかを教えて
あげることでより価値を感じてもらえるかもしれません。
これらのスキルを組み合わせることで
例えば服のコーディネート自体では、超プロ級の人には負けてしまうかもしれませんが、お客様には
十分、満足してもらえる価値を提供できるかもしれません。
とにかく大切なのは、お客様の目線に立ってサービスや商品を提供することです。一番、起業初期に
やりがちなのは、お客様に価値を感じてもらえない自分の好きなことだけのスキルを磨こうとすることです。
例えば、服のコーディネートだったら、女性向けのコーディネートのスキルは今のビジネスの場合は磨く
必要はありませんよね。
でも多くの人は
「まだまだ自分にはスキルが足りないから起業できない」
という風になってしまうんですね。
もちろん後々にはいろんなスキルを身につけることは重要ですが、もしあなたがビジネスを始めたい
と思っているのなら、今持ってるスキルで、まずはお客様を絞って、そのお客様が価値だと感じてもらえる
スキルだけを磨くことで十分、お金を稼いでいくことができます。
このような形で、あなたのやりたいことから、どんな人の役に立つのか?
をイメージしてみることで、誰にの部分が明確になって、自分が磨くべきスキルが分かってくることがあります。
ADHDがビジネスをする具体的なプロセス
まず起業で最も大切なことは、最後まで続けるということです。そして正しい方法、正しい順番でこなしていくということです。
例えば、一気にたくさんの人にアプローチを出来る方法を学んだとしてそもそも提供できる商品がなければ売ることはできません。
適当な商品を創って売ったとしても、評判が悪かったり、信用が無くなったりしたら、ビジネスを続けることは出来ません。
なので
3ヶ月で月収100万を稼げるけど、そのあとは飽きて稼ぐことが出来ないという一発屋になりたいのか?
それとも
最初は、1万円という少額かもしれませんが、3ヶ月後には10万円、半年後には30万円、1年後には50万円という風に
段々とビジネスを成長し続けられるビジネススキルを身に着けたいのか?
どちらを選ぶのかをはじめから決めておく必要があります。
つまり
最初から大きな勝負を一発狙ってするのではなく、少しずつ、自分が変化していくことを実感しながら、着実に起業のプロセス
を進めていってほしいと僕は切に願ってます。
そして
ここで考えていただきたいのは、一生使えるビジネススキルを身につけるために、わずか『3ヶ月程度』で本当に身につけることが
出来るのかどうかということです。
ビジネスのテーマを決めて、商品を創り、お客様に自分のことを知ってもらい、信頼関係を作ることで始めて商品・サービス
を売ることが出来ます。
そしてきちんと商品・サービスを提供してさらに信頼関係を深めていくことで、お客様はあなたの
ファンになって、紹介をしてくれるようになります。このプロセスを作ることが、起業だと僕は考えています。
そしてそのプロセスを安定収入が入るよう創るには、起業塾で緊密なサポートを受けたとしても最低でも1年間はかかると思っています。
なのでもしあなたが副業から安定収入をまずは1人で頑張って得たいと思ってるのなら3年ぐらいはかかると考えてもらって間違いないと思います。
僕自身、ADHDに起業を教えるというビジネスに取り掛かるまでに2年を要しています。
なのでいきなり会社を辞めて起業を考えるよりはまずは、今の自分に無理なくできる範囲で自分を変えていきながら、ビジネスをしていくというのが、実は遠回りに見えて、一番の近道なんだと確信しています。
まとめ
僕は、ADHD/アスペルガーでも最初は、会社で色んな対策法を駆使すれば普通の人同じように、
いやそれ以上にやっていけると思っていました。
しかし結果は無残なもので、わずか半年で休職して
1年後にはクビになるという状態に陥りました。
なのでもう自分は会社員もバイトも出来ないので
まともに生きていくことはできない、という状態まで一時期は落ち込んでしまいました。
でも今では、「起業」という方法を取ることで、ADHDの自分だからこそ、望む未来を手に出来るチャンスだと
思えるようになりました。そしてこの記事を呼んでくださっているあなたにもチャンスの道が開いています。
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変人だけがビジネスで成功する!
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確かに、起業という道は普通の人が絶対にとらない、変な道かもしれません。でも僕らがADHDやアスペルガーと
診断を受けたということは、普通の人とは違う、と言われたということです。
それは言い方を悪くすれば、障害者という言葉になるのかもしれません。
でも僕自身、いろんな起業家や経営者の方を見ていると多くの人が、なにかしたらに大きな欠陥を抱えた人たちです。
ある人は忘れ物が異常に多いですし、ある人は、いつもセミナーの時間を守って出席することが出来ませんし、
ある人は、セミナー中途中から座っていられなくなってしまうぐらい自由な人なんですね。
恐らくそういう人たちって会社の中では、まともなことができないバカ扱いを受けていたように思うんです。
でも
そんな彼ら、彼女らは、普通に年商1000万以上を売り上げています。つまりそういう出来ない部分は
お金を稼ぐことに全く関係ないということなんですね。そのかわりに、自分の才能を活かしてビジネスをしています。
だからこそ
ADHDという社会に作られた「障害者」という枠ではなく、自分を活かしたビジネスをすることで
才能を活かした、生き生きとした人生を歩んでいくことが出来ると思っています。
ぜひ、そういうバカ扱いを受けていた人たちが楽しく生きられる社会を一緒に創っていきませんか?


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