多くの人が「起業=すぐに会社を作ること」と考えていますが、本当に大切なのは0から1を作ることです。会社設立は、ビジネステーマが固まり、売上が安定してからでも遅くありません。
まずはビジネステーマを作ることに注力しましょう。会社設立を目的にしてしまうと、本来の目的である「ライフワークを通じて人の役に立つこと」を見失いがちです。テーマがしっかりしていないと、何に注力していいか分からなくなってしまいます。
起業は怖くない、難しくない
起業が怖く感じるのは、起業に関する教育を受けていないからです。学校教育やサラリーマン教育では、集団行動や平均的な能力が重視されてきました。しかし、これはADHDの特性には合っていません。
知らないことは難しく感じるものです。お化け屋敷で真っ暗なところから突然何かが出てくると怖いように、企業についても「1億円投資して失敗した」といった話ばかりがメディアで取り上げられるため、必要以上に恐ろしいものだと思い込まされています。実際に学んでみると、起業はそれほど恐ろしいものではありません。
学歴や資格は必要ない
学歴がなくても、資格がなくても起業は可能です。中小企業診断士などの資格を持っているからといって、お客さんが取れるわけではありません。例えば、資格よりもADHDであることそのものがブランディングになることもあります。
まずはビジネステーマから考えてください。どういうビジネスをするかが決まってから、必要であれば資格を取ればいいのです。資格取得を先延ばしの理由にしないでください。
大きな賭けをしなくてよい
いきなり会社を辞めて「背水の陣」で臨む必要はありません。追い込まれると焦りが生まれ、判断を誤りやすくなります。焦ると横領などのリスクも高まってしまいます。
特にADHDの方は刺激を求めやすい傾向があるため、いきなり刺激を求めるのではなく、リスクを減らしながら段階的に進めることが重要です。最初は賭けをしないように企業を進めていってください。
失敗に対する考え方を変える
失敗は練習である
成功するまで行動を続ければ、失敗は存在しません。すべては成功するまでの過程に過ぎないのです。失敗が怖いという気持ちを少しずつ抜いていかないと、起業で行動できなくなってしまいます。
エジソンは「私は失敗したことがない。1万通りのうまくいかない方法を発見しただけだ」と語りました。記者に「1万回うまくいかなかったらどうするんだ」と聞かれたら、「1万1回目をやるだけだ」と答えたそうです。何回も何回も繰り返すことが大切なのです。
完璧な準備は不要
市場が答えを持っています。自分の中でいくら考えても、正解は出ません。良いか悪いかを判断するのは市場です。しかも市場は常に変わっていきます。今年良かったことが来年には全く違うということもあり得ます。
だからこそ、早く市場に出してみないと分からないのです。完璧な準備をしている間に、市場は変わってしまいます。評価3割程度でも行動を起こすことで、市場からのフィードバックを得られます。
準備しすぎると独りよがりになってしまいます。練りに練って考えたキャッチコピーを出してみても、反応が全然ないということがよくあります。過去の自分をお客さんにする場合、今の自分はすでに問題を解決しているため、過去の自分の気持ちを忘れてしまっていることが多いのです。
失敗から学ぶ
失敗したときは自分を責めるのではなく、次の改善策を考えることに時間を使いましょう。責めること自体は時間の無駄です。分かっていても、やはり時間の本当に無駄なのです。
落ち込むことがあっても構いません。落ち込んではダメだと思っていると、余計に引きずってしまいます。もし失敗して落ち込んでしまったら、落ち込むだけ落ち込んでください。そこから復活してくることが大切なのです。
同じような失敗をしないように心がけてください。同じ失敗を繰り返す場合は、そのパターンがあるはずです。本当の原因を探ってみてください。例えば、何度も転職を繰り返すADHDの方がいるとします。薬物療法などで症状を抑えることが本当に問題の解決なのでしょうか。本当の原因は、会社でそもそも働いているからなのではないか、という発想の転換も必要です。
本当の自分を知る
ADHDの方は、これまで周囲に合わせることを求められ、本当の自分が分からなくなっていることが多くあります。今までの自分を否定されてきたため、他人の目を気にするしかなくなっているのです。
怒られたらどうしようとか、嫌われたらどうしようという気持ちが常にあります。馬鹿にされて慣れてきたとはいえ、やはり馬鹿にされるのは辛いものです。だからこそ、本当の自分じゃない方がいいと思い込まされてきました。
本当の自分を拒否されてきた自分が、それでも大丈夫なんだという場所を探すことが大切です。本当の自分になることを許可してあげてください。今まで否定されてきた自分を、そのままの自分でいいんだよと許可してあげるのです。
感情から探る
最近感じた怒りや憤りは何でしょうか。怒りの裏側には情熱が隠れています。例えば、ADHDが才能を潰されているのはおかしいという怒りがあれば、それがライフワークのテーマになることもあります。そういう思いが一度込められたブログは反応が良かったりします。
最近感じたイライラしてしまうことは何でしょうか。才能がないとイライラしません。レストランに行ってぬるい温度で運ばれてきたとか、塩加減が甘いとか、麺の茹で方が甘いとイライラする人は、料理の才能があると言われています。本を読んでいて気持ち悪いなとか内容が薄いなと思うことは、文章を書く才能やまとめの才能があるかもしれません。自分のイライラするポイントを探してみてください。
絶望してしまったことや、どん底だった経験は何でしょうか。絶望するのは、「こうなったらいいのに」という理想があるからです。その絶望から這い上がって自分の理想を現実化したいという気持ちがあります。例えば、医療システムに絶望している人は、完全医療という別の道に目覚めるかもしれません。
最近感じた悲しい思い出は何でしょうか。悲しみというのは、大切な何かを失ったということです。悲しい思いをしたということは、何か大切なものがあったのにそれを失ってしまったという気持ちなのです。その悲しみの周辺に、大切にしていることがあり、才能が隠れていることが多いのです。
最近落ち込んでしまったことは何でしょうか。落ち込むということは、自分はこれができると思っているのにできなかったということです。興味がなかったら、できると思っていなかったら、落ち込むことはありません。他人の素晴らしい文章を見てこれ自分には書けっこないと落ち込むなら、作文の才能があるかもしれません。
才能から探る
どんなことで叱られたかを考えてみてください。叱られるということは、世間的には悪いことのように見えますが、実はその他人が持っていないようなあなただけの特性が隠れているかもしれません。「じっとしなさい」と言われた人は、裏返せば活動的であるとか行動力があるということです。「もっと外に出なさい」と言われた人は、部屋にこもって本を読んだり絵を描いたりしていたかもしれません。そこに才能が隠れていることもあります。
自分は会社の中で居心地がいいポジションや役割はどこでしょうか。居心地がいいということは、自分らしくいられるということです。つまり自分の才能を発揮できる場所で、人の役に立ちやすい場所なのです。逆に、ここから逃げちゃうなと思うようなポジションがないか考えてみてください。
他人の仕事ぶりや才能、能力で異常に嫉妬を感じてしまうことはありませんか。嫉妬を感じるのは、自分にも才能が隠れているからです。自分の才能があるからこそ、その人のすごさが分かるのです。才能がない人は、その人のすごさが分からないはずです。
お金をかけて自己投資してしまうことは何でしょうか。自己投資したことには、時間とお金をかけていますので、自分の中にスキルとして眠っている可能性があります。特殊な語学を学んだとか、ワインにかける費用が半端ないとか、そういったことです。お金をかけているものを書き出してみてください。自己投資したものでこんなことお金にならないよなという先入観は捨ててください。
人生があと5年で終わるとしたら、やりたいことは何でしょうか。5年という長いスパンで考えることがポイントです。短い間で考えると、海外旅行に行きたいとか好きなものを買いたいとか、目先の欲求が出てきてしまいます。本当はいつ死ぬか分からないのですから、大切な命を何にかけるかを考えてみてください。
日々の生活の中で、自然にやってしまうことは何でしょうか。自然にやってしまうことは、当たり前にできることです。当たり前にできることは才能なのです。ただ、当たり前なので気づきません。気づくためには、自分の行動を記録する必要があります。期限を決めて、自分の行動を1週間ほど記録してみてください。他人に聞いてみるのも良い方法です。
子供の頃、性格的なコンプレックスになったことや、それによってできた思い込み、その思い込みによって獲得したスキルはないでしょうか。例えば、人見知りしてしまうというコンプレックスがあると、人間関係をうまく構築できないという思い込みができます。その分、内的な面が強くて哲学書をたくさん読んだり、スピリチュアルな世界に行く人もいるかもしれません。逆にアウトドアにはまってしまって、自然が唯一自分らしくいられる場所だという人もいるでしょう。
過去を振り返る
現在から小学生時代まで、自分史を作ってみましょう。その中で、出来事、やってきたこと、どういう人生の転機があったかを書き出します。そのときに得た経験、気づき、理論、スキルがないかをコメントで書いていって、それを探ってみてください。
学んでから仕事を作るのは時間がかかります。新しく学んでも、一流になるには1万時間の法則というものがあり、約8年ぐらいかかると言われています。だからこそ、時間をかけてきたことを探してみてください。セミナーなど、何でもいいです。その中で自分にどういうスキルがあるのかを考えてください。
どういうスキルが褒められたのか、どういうスキルが評価されたのかを考えてみてください。自分が大したことないスキルだと思っていても、実はそれが褒められたりすることがあります。自分目線で判断するのではなく、他人から「これ手伝ってほしい」とか頼まれたことがあったことを思い出してください。他人の目線で見たときに、これって実はスキルなのかなと思うものが、実は当たったりするのです。
自分が生きる場所を探す
才能があっても、場所を間違えてしまったら、どんなに才能があろうと役に立ちません。自分がADHDの人たちという市場に対して話をしているから効果があるのであって、ADHDのことがよく分からない人に話しても何も価値がないのです。
市場が合わなかったら、どんなに素晴らしい才能を持っていても意味がありません。まずは、どんな市場があるかを探ってみてください。困っている人を探すことを意識してください。
どんな人だったらお金を支払ってくれるかを考えてください。大切なのは悩みを探ることです。どんなことで困っていて、どんなことで悩んでいるのかを探ってみてください。それに対してどんな価値が自分が提供できるかということです。自分の才能が生きて、自分の才能が価値になりそうな市場を探してみることで、自分が生きる場所を探ることができます。
市場調査の具体的方法
Googleで調べるのも一つの手です。悩みの投稿サイト、知恵袋やYahoo!知恵袋などで、どういう質問が来ているかを見てみてください。自分に合う場所はないかを探してみるのです。
キーワードプランナーというツールがあります。これは本来は広告を出すために使っているものですが、検索欄にキーワードを入れてみて、ある程度の検索があれば、市場があるのかなということが分かります。
サイトの調査も効果的です。一番いいのは、ネット広告が出ているかどうかです。ネット広告が出ているということは、そこで収益性があるからお金をかけて広告をかけているということです。
ブログが出ている分野を探してみてください。競合のブログを見つけたとしたら、特に見た方がいいのはコメント欄です。コメントでどういうコメントがついているかで、みんながこういうことを求めているんだということが分かります。
競合がいたとしても落ち込まなくて大丈夫です。ライバルがいるからできないかもと落ち込まなくても、その中で自分ができるようなポジションはどこなのかを探してみてください。例えば、東京で企業コンサルタントは有名かもしれないけど、地方だったらいないかもしれません。ライバルが出てきても、ポジションを自分がどこに取ればいいのかを考えながらやってみてください。
誰もやっていないということは、ラッキーの可能性もありますが、市場がないという可能性もあります。基本的に、今これだけネットが発達していたら、検索がないということはもしかしたら市場がないのかもしれません。そうしたら、自分の才能をどうやって今の市場に合わせるか、適応させるかを考えてください。言い方を変えたりするのです。
ビジネステーマの作り方
テーマは3つの要素で構成されます。誰に、どうなってもらうか、どうやってやるかです。
まず「誰に」というのが一番大切なところです。テーマを作るときは、誰にということを一番重視してください。とにかく明確にしてください。どんな悩みを持っている人なのかということです。ADHDだけでは弱いかもしれません。会社に行けなくなったADHDで、転職を繰り返している人など、絞って絞って絞っていくことが大切です。
絞っていかないと、自分のことなのか分からないのです。こんなに自分のことを考えてくれている人なんだということになると、市民になってアイテムしてくれます。自分の強烈なファンになってくれるのです。
次に「どうなってもらうか」を考えてください。その結果どうなるかを考えてみてください。転職を見つけてもらうことで、複数の収入源が得られるようになります。会社を一緒にやっていれば、会社を首になることもなくなります。転職があるんだから、会社を首になったとしても次はその転職でやっていけばいい。最終的には自立した人生を歩めるようになるということです。
こういう風にベネフィットがたくさん出てくると、お客さん自身がその先をイメージできるのです。どうなれるのかとイメージしやすいように、いろいろなベネフィットを出してみてください。
「どうやって」は後回しにします。多くの人は、いきなり「どうやって」で発信をしてしまいます。カウンセラーだったらカウンセラーということで出してしまいます。でも、自分がカウンセラーが必要か分からない人はたくさんいるのです。
うつの人だったら、薬でなんとかなればいいと思っていて、カウンセラーなんか頭に入っていないことがあります。うつになったときに、会社に行けなくなるんだけど、上司からパワハラを受けてしまってダメになってしまったという悩みがあって、そこで調べるのです。その上で、カウンセリングもあるんだということになります。
いきなり手法で調べる人は少ないのです。スキルやそういうもので自分が解決されるか分かっていないので、多くの人は自分がこの問題で解決できると思っていません。だから、そのスキルをいきなりボンと言われても、これが自分に役立つとは思えないということになってしまいます。
ライフワークの原型を作る
モデリングの重要性
ゼロからライフワークを作ってしまうと、ものすごい時間がかかってしまいます。1万時間、約8年ぐらいかかってしまいます。真似をするということが非常に大切です。とにかく徹底的に真似することが大切なのです。
まず、なりたい人を見つけることです。自分のライフワークを見つけたら、どういう職種があるのかを調べてみてください。その上で、その分野でうまくいっている人はどんな人なのかを探してみてください。そこから真似して、ポジションを少しずらしていけばいいのです。
自分とは違うような分野でもいいです。その中でうまくいっている人はどういう感じでやったらうまくいくんだろうということを、自分の分野に当てはめてみることも大切です。
なりたい人を決めてみてください。まず大切なのは、行けると信じることです。その人になれると、数年前の自分なんだと思い込むぐらいでないと、やはり行動が止まってしまいます。自分はこの人になれるわけないとなってしまうのです。
だから、まずはセミ成功者にしてください。自分はこのぐらいだったらいけるかもしれないなと思うぐらいです。大成功者だと真似できると思えないのです。思えなかったら行動が止まってしまいますから。ギャップに落ち込んでしまったりします。なるべく、この人だったら頑張ればすぐに、ちょっと無理かもしれないけど、ちょっと時間が経ってもできるかもというぐらいを目指してやってみてください。
何を真似するか
最初は行動を真似るのが一番簡単です。どういう行動を今までしてきたのかを学んで、それをそのまま真似すればいいのです。
それだけだとやはり限界があります。なんでこれをやったのか分からないときがあります。状況とか今と違ったりしますから。だから、行動だけ真似ても自分に応用できないのです。考え方を真似ることが次に大切です。
この人はこのとき、どういう考え方でその行動を行ったのかなということです。もし昔のブログがあればブログを見ればいいですし、本があればそれを読んでみるといいと思います。
真似するときのポイントは、尊敬するということだと思っています。徹底的に真似るためには、些細なことも見落とさないようにしなければいけません。案外、自分がこれはどうでもいいじゃんと思っていることが、実は大切だったりするのです。これはすごくいろいろなことを考えてやっているんだろうなと、すごい人だなと思いながらやってみてください。
尊敬して真似できるようになるためには、やはり自己肯定感が低いと「こんなにすごい人だから私には無理」と思ってしまって、できないのです。小さいことにも何か意味があるんじゃないかと考えられるようになるには、自己肯定感を上げることに取り組んでみてください。これは非常に大切です。
今モデリングしている人がここまで頑張ってすごいなと思いつつ、でも自分でもいけると、自己肯定感が高くなれば、自分だって素晴らしい人の一人で、それは数年前の自分かなと思えれば、行動できるようになるのです。
真似する上での注意点
価値観に目をつぶって乗るということです。モデリングする人の価値観で、今の自分にちょっと違うんじゃないかなと思うことがあると思います。でも、このときは自分の価値観で判断してはいけません。
今の自分とその人では考え方が違うからこそ、差が出ているのです。目指している人は、成功する考え方みたいなものを身につけて、それに基づいて行動しているから、もう無意識にでも成功していくということなのです。それが分かるまでは、考え方がちゃんと吸収できて、自分で無意識にでもできるようになるまでは、価値観に目をつぶって乗るということが大切だと思います。
もう一つ大切なのが、ライフスタイルや状態をいきなり真似しないでください。例えば、すごい人が高級レストランに行っているから高級レストランで食事してみようとか、一回ぐらいはいいですけど、いきなりこういうことをやっても、自分の今のセルフイメージや状態と合っていないから、すぐに反発が来て何を真似すればいいか分からなくなってしまいます。グリーン車に乗ってみるとか、これはあまり効果が薄いので、それよりも考え方とか行動を真似するようにしてみてください。
自己肯定感を高める
それでも落ち込んでしまうという場合は、ADHDの方は自己肯定感が低い方が多いので、自己肯定感を上げることはやはり大切です。一番いいのは、自分で自分を褒めるということです。
自己肯定感が低いと、自分を認めることができていません。「これですごいよ」と言われても「いや、そんなことないです」みたいに受け取れないとかね、そういう風になってしまうので、まずそれを受け取ってほしいということと、他人から褒められるのを求めるのではないです。上司からとか親からとか、褒められるのを求めるのではなくて、自分で自分を褒めてあげてください。
自分の理想を決めて、その理想の自分に褒めてもらうということです。未来の自分というものを意識して、それが褒めてくれるにはどうすればいいかを考えてください。その上で、今日頑張ったことを自分で自分で褒めてあげると思います。他人に褒められることを求めるというよりも、自分のことを自分で褒められるようになってほしいのです。
褒めたら負けると思ってしまう人もいると思います。でも、ADHDというのは、大体、本当はコントロールできているはずなんです。多動性や衝動性があったら、それを止めているということは、多くの場合、自分を抑制していると思うのです。自分の行動のせいで周りに迷惑がかかってしまった経験があるとか、自分が何か言ったらそれですごく罵倒されて傷つけられてしまったとか、だからもう自分を出さない方がいいんだと、自分を抑制する必要があるのです。
ある一定期間は、もうリスクを取りすぎることは危ないですけど、根拠のない自信があった方がADHDは行動できると思っています。もう一度、自分で自分を褒めるということをやってみてください。
企業塾では「褒め褒めワーク」ということをやっています。これは1ヶ月間、習慣固定させるためですけど、毎日3つ、自分の褒めることを考えてみてください。これは重複をしてはいけません。そうすると、細かいことまで褒められるようになるんです。そうしたら、今の自分に感謝できるようになるのです。今の自分はすごいってなるんです。
多くの人は、今の自分を無理やり変えようと思って、次のステージに挑戦としていますけど、今の自分を認められることができなかったら、行動できないんです。今の自分がダメだとなると、それを拒否されてしまうのです。自分の体が。
今の自分、ありのままの自分を認められるようになるためには、細かいことまで褒められるようになってほしいのです。これを取り組んでみてください。この自己肯定感を上げるためにこれをやってみてください。こういう自己肯定感が上がってこないと、やっぱり真似することすらできないのです。
やる気が出ないときの対処法
環境を整える
ADHDのやる気が出る環境について、僕自身の経験からお話しします。環境に制限を与えるというのは結構いいと思っています。余計な情報が入ると気が散ってしまうのです。ADHDはいろいろな情報に影響されやすいのです。
目からの情報だったら、これはちょっと健康には良くないかもしれませんけど、部屋を暗くすると僕は結構いいと思うんです。暗くすると余計なものが入りづらいじゃないですか。目立つものとか。僕は暗くして結構仕事をするようにしています。
仕事に関係ないものもあまり置かないということです。仕事机だけを片付けるようにして、あとはもう散らかっていても構いません。まあ、本当は良くないんですけれど、でも自分の仕事机だけはとにかく完璧にして、余計な情報が入らないようにしてほしいのです。
逆に、自分の仕事に関係するもの、自分の理想の人を写真でどこか貼っておくのもいいですし、自分の理想の状態を写真とか絵とかにまとめて貼っておくのでもいいです。そういう風に、自分の視覚には自分の仕事に関係あるもの以外は全部制限するようにしてみてください。こうすることによって、より自分のやりたいことに、ライフワークに近づけるようになると思っています。
環境の制限で、次は聴覚です。イヤホンとか耳栓を使うと結構いいと思っています。いろいろな音が気になってしまうのです。人にもよると思うんですけど、特に僕はそうで、イヤホンとか耳栓を使って、余計な情報が入らないようにしています。自分の好きな音楽を聞きながら仕事をするようにしています。こういう風に、環境を制限することによって、やる気のスイッチが入ってくると思っています。
それでもやる気が出なかったとしたら、環境を変えるというのも一つの手です。多動性があるので落ち着かないというのがあるので、それを逆に使うということはやはり手だと思うのです。例えば、カフェで仕事をしてみたりとかです。こういう気分転換をすることで、新しい発想が出ることができます。それがやる気につながったりすることがあるのです。僕の経験から、詰まったらずっと同じ場所で仕事するんじゃなくて、たまには変えてみるのも一つの手だと思っています。
作業興奮を利用する
それでもやる気がないときがあるのです。そんなときに作業興奮というのを覚えてみると一つ いいと思います。作業興奮というのは、簡単に言うと、行動することで脳が活性化するということです。脳が活性化するから行動が出るのではなくて、行動して、それに刺激を受けて脳が働いてくるということなのです。
一つの例としては、考えずに書くというのも結構いいと思っています。朝、ホワイトボードとか画用紙に、今日何やろうとか、適当に思いつくままに書いてみるということです。ホワイトボードの方がもう大きく書けるのでいいです。いいと思いますけど、画用紙でもいいです。大きく書けるところにそういう風に書いてみてほしいのです。
それでも起きないとしたら、もう散歩とかですね、気分転換のためにです。何がいいかというと、仕事から外れることで仕事をしたくなるということなのです。とにかく行動してみてください。そうすると、やっぱりだんだん、自分は何やりたいのかということが明確になってくるのです。散歩というのは結構おすすめです。自然の中に入ってくると、いろいろな今までの刺激の多かった都会と比べて、やっぱり自然の方が刺激が少ないので、それで集中できることがあるのです。それで自分の仕事のアイデアを考えたりとか、発想を変えることができます。
会社で頑張りすぎない
会社で特に仕事をして嫌なことばっかりしていると、ADHDというのは嫌なことには過剰に反応しますので、エネルギーが奪われやすいじゃないかなと思っているのです。だから大切なんですけど、会社で頑張りすぎないということが重要だと思っています。会社で一生懸命頑張って、副業も頑張るってなかなか難しいのです。
さらに言うと、副業がライフワークだと思っているけど、一生副業のままなんです。そうではなくて、会社を副業だと思って、本業がライフワークだと思ってやってみてほしいのです。多くの人が、まだ自分のライフワークは定まっていないのに会社をやめてしまって、でも自分が何者かと決まっていないと、行動はできないのです。会社をやめるということしか意識は言っていないのです。
だから、まずは会社の中でライフワークが本業があって、その副業をしているなという意識に、まず意識を変えてみることをやってみてほしいのです。頑張りすぎてしまうと、ADHDはたくさんのことは頑張れませんよね。これはよく分かると思うんですけど、だから一つのことに集中することが大切です。会社の中でも、暇があったらライフワークのことを考えてみる時間を作ってみてほしいです。頭の中だけでは自由ですから。もちろん、副業するのはちょっと危ないですけどね、副業規定があるので。
会社で手を抜くということを考えてみてください。ADHDは頑張りすぎている人が多いと思っています。だから手を抜くというのが、ものすごく抵抗があると思うのです。僕自身もすごく抵抗がありました。でも、やっぱりエネルギーをかけられるのは一つだけなんです。特にADHDは。だから、ライフワークを見つけたら、それだけに集中して、その一つだけに集中するようにして、他のことは手を抜かないとやっぱりできないのです。
嫌なことからなるべく逃れるようにしてください。わがままだって言われたかもしれませんけど、嫌なことからADHDは逃れないと、やりたいことができないのです。やりたいことがもう分からなくなっているというのは、大体、嫌なことをやりすぎている場合なんです。だから、もしも時間を詰めすぎていたら、もう見栄でも時間を取って、もう言い訳は何でもいいです。親が病気になったとか、そういう何でもいいので、会社に時間を使われないでください。自分のために自分の時間を使うということを、これから時間を使うように変えてみてほしいのです。
そのために、自分の健康を気遣う時間とか、散歩したりとか、自然の中に入るみたいな時間を有効に使ってみてほしいです。そうすることによって、やる気がだんだん出てくると思っています。
いつもやる気でこう、おおってやっているわけじゃないんです。別に僕は、それよりも何か静かなモチベーションみたいなものです。高いモチベーションではないです。静かなモチベーションを保ちながら、本当に毎日の生活の一部のような感じで仕事をしています。
常に何か熱血で起業しているわけじゃないんです。起業って何か熱血の人がすごい情熱を持ってやっているという感じにしますけど、ずっと情熱ってやっぱり持たなくて、ずっとずっと120%動くというのは持たないんです。いかに小エネルギーでやるかがポイントだと思います。
やっぱり僕も昔はサラリーマンのときは、とにかく何か肩に力を入れて、失敗しないようにということで、すごい緊張状態で仕事に取り組んでいたと思うのです。やる気を出さなきゃ、やる気を出さなきゃってと、なんか刺激を自分に刺激を与えなきゃということで、アドレナリンが出るようにコーヒーをいっぱい飲んだりとかして、とにかくもうマックスにして、朝すごい盛り上げて、それで仕事をしていたんですけど、起業活動はそれは持ちません。
なんでかというと、会社の中でやっぱり給料とかそういうのを得られていますからね。恐怖に追われているので、それでもできます。でも、起業となると、今度は自分で自分の管理をしなきゃいけないのです。そういう恐怖とかに追われていたら、途中で行動が止まってしまうんです。
会社だったら、生存にかかることですよね。給料とかそういうものというのは、それにかかることなので、それだったら何とか踏ん張れるんですけど、起業というのはもっと先のことで、お金を稼ぐだけじゃなくて、特にライフワークを見つけるということは、何かやりたいという気持ちでやっていますよね。
だからこそ、恐怖があったら、そっちに負けてしまうんです。だから、恐怖で自分を煽るのではなくて、なるべく自分のやりたいという欲求、やりたいという気持ち、これをわがままだと思わずに、この行動をしてみてほしいのです。
独立への道のり
ライフワークの原型を作った後、どういう形で独立また起業また、安定した起業家として活動できるのかについて、最後にお伝えします。
独立するためには、2つの壁があると思っています。まずはファーストキャッシュの壁です。独立してライフワークでやりたいと思うことでのファーストキャッシュの壁です。その上で、月収30万ぐらい、サラリーマンと同程度ですよね、月収を得られるぐらいまで、この2つの壁があると思っています。
ファーストキャッシュの壁
ファーストキャッシュがやっぱり来るのが、さっきが言ったお金が悪いものっていう風に思っていると、やっぱりボランティアでやってしまうんですよね。ついついお金をいただいてはいけない。それを背景にあるのは、自分なんかがそんなもらうなんておこがましいみたいな。大したこともしてないし、そんなすごいことを教えているわけでもないです。
そのために、やっぱりセルフイメージ、自分の自己認識を上げる必要があるんです。自分にとってすごくないことでも、相手にとってはすごく助かることはいっぱいあるんです。だから、意外に自分が当たり前だということを話した方が、反応が良かったりするのです。自分が最近見つけたすごい発見みたいなことを話しても、みんな意味がよくわからないということがたくさんあるんです。
多くの場合、そこをやってしまうので、人とのずれが出てきちゃうんですよね。そのお客さんとのずれが。だから、自分は当たり前だと思っていることが、実は困っている人にとっては本当に価値があることなのです。
まずはファーストキャッシュを得るということです。そのためには、自分の罪悪感みたいなものを乗り越えるということです。その上で、ファーストキャッシュの壁を得るということが大変だと思っています。
月収30万円の壁
その上で、月収30万とか、もっと言うと月収60万とか、そういう風になっていくためにはどうすればいいかというと、高額商品を売るということが大切になってきます。
結局、少額の商品を売っていても、1時間1万円とかでやっていても、30人を集めなきゃいけないんです。月収30万ということは。それよりも、たった1人の人に30万のものを売った方がいいんです。
なんでこれがしかもADHDにいいかというと、ADHDは、たくさん人がいっぱい来て対応しなきゃいけなくなったら、もうすぐ慌ててミスが連発しちゃうんです。たくさんの時間を一つ一つにかけられなくなると、ADHDは困っちゃうんですよね。
ADHDに合うビジネスというのは、まず過集中で一つのことに、高額商品で一つのことに集中すること。これが最大のポイントだと思っています。多くの場合、そういうやり方を教わっていないので、高額のものを売るなんてということがハードルとして出てきちゃうんですよね。
だから、そのためには、まず高額商品を売るハードルを乗り越えていかなきゃいけないなと思っているのです。
高額商品を作る
最初の壁になるのが、高額商品を作るということなんです。そもそも作り方はよく分かっていないと思うんです。長期間の講座にするのか。講座、高額講座ってやっぱり長期間の講座になることが多いんですけど、それをどうやって組み立てていくのかとかです。
例えば、連続セッションを組み合わせていくにしても、ただ単にセッションを組み合わせていけば高額商品になるわけではないんです。お客様の状態を考えて、その状態でどうなってもらうかということを設計しながら、精緻に設計しながら、高額商品を作っていかなきゃいけないのです。どういう段階を経てお客様は変わっていくかとです。
これを設計するために、やっぱり何回か自分で設計をしてシミュレーションする必要があるんです。それを、まず作るというこのハードルが一つ目があります。ここがどうやってやるかを考えてみてください。自分のライフワークを作りながら。
高額商品を売る心理的ハードル
その上で、次に高額商品を売るという心理的ハードルを乗り越えてほしいのです。30万って言ったら、自分の給料と同じぐらいですね。1ヶ月。それを1人に請求するというのは、そのぐらいのハードルがあるんです。
これを超えるためには、いろいろな自分で価値を考えなきゃいけないんですよね。自分が納得できるような価値。自分のハードル、自分の自己肯定感が低ければ、そのハードルはすごく高くなっちゃいますし、さらにお客さんに満足してもらうためには、どういう価値をいろいろ積んでいけばいいのかということです。
お客様が買ってくれるような価値、それをどうやって積めばいいのか。この心理的ハードルを超えないと、自分の心理的ハードルを超えないと、売ることができないので、ここをどうやって超えていくかについて、先を見据えながら考えてみてください。
強い悩みを探す
売るためにはどうすればいいかというと、強い悩み、それを探ってみてください。そのためには、お客様の悩みを徹底的に炙り出すということなんです。
例えば、もしもあなたが明日死ぬとして、でもお金100万あれば助かるって、100万円払いますよね。簡単に言うと、そういう強い悩みを、自分のライフワークの中で何か炙り出せないかということを考えてみてください。そうすると、高額商品となって、お客さんが買ってくれる人が現れます。
でも、弱い悩みだったら、ちょっと風邪を引いたぐらいの悩みだったら、お金を払わないで我慢する人だっていますよね。つまり、どのぐらいお客様にとって重要かをちゃんと調べていって、それをその強い悩みは何なのかということを深く深く探ることなんです。
お客様の探し方とか、強い悩みはどんなのかということを探っていってください。それが次のハードルです。
知人から新規顧客へ
最後が、やっぱり最初は知人とか友人とか、そういう人から売るという場合が多いと思うのです。そこでどう乗り越えるかなんです。結局、知人から次に新規のお客さん、新規の人とは信頼がないですよね。そういうために、どうやってつないでいくのかということを考えてみてください。
お客様の声で、そのときにやっぱり知人の人からお客様の声を書いてもらうんですけど、そのときにどうやって効果的なお客様の声を書けば、次のお客様が来てくれるのかということです。次のお客様に響くお客様の声の取れ方ってどういうことなのかということです。どこに重点を置いて聞けばいいのかとかということです。それを次に学ぶ必要があります。
その上で、次の新規開拓の方法です。ブログを書くだけでも、ブログのやっぱり書き方というのもありますので、これは時間がないから全部お伝えできないですけど、そういう書き方、響く書き方です。
今まで今回お伝えしたブログの使い方というのは、市場調査のためとか、自分の専門性を確かめるためとか、ライフワークを確かめるためにブログを使っていました。でも、今度は新しいお客さんを集めるために、どうやってブログを書けばいいのか。これはやっぱりいろいろ設計した方がいいんですよね。
お客様にどういう気持ちになってもらって、どういう感情になってもらって、自分のセミナーとか、そういう自分のセッションに来てもらうかということを考える必要があります。そこもやっぱり精緻に設計する必要がある。そこを考えてみてください。
こういう感じで、月収30万とか売れるようになれば、ADHDはちゃんと独立できると思うんです。やっぱり少額商品でやっていたら、物販とかでですね、やっぱり少額商品で売っていたりしたら、もう作業が膨大になってしまって、もうミスが連発すると思うのです。だから、ADHDは自営業でうまくいかない人が多いと思っています。
そのやり方を知らないから、本当は起業家では才能なのに、アイデアが出るし、行動力もあるし、でもこの売上を高く売る、売上を上げるために高く売るということも、今まで教育は全くないんです。ここを強化するように考えてみてください。
こういうことを学べば、ADHDは必ず僕は独立できると思っています。ライフワークを見つけたら、それを諦めないで、この先のロードマップに従って、ライフワークを追求していってもらえればいいなと思います。
- ADHD向け起業・ライフワーク発見ガイド - 2026年1月14日
- ADHDや発達障害が失敗しない起業プランの作り方 - 2026年1月11日
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