会社で上司に怒られ続け、評価もされない。そんな現実から逃れるために副業を始めたものの、結局3ヶ月も続かずに挫折。「やっぱり自分はダメなんじゃないか」と絶望感に襲われているアラサーのあなた。
実は、その挫折には明確な原因があります。
もしかして、あなたはお金のために副業をやっていませんでしたか?手っ取り早く儲かりそうな方法で結果を出そうとしていませんでしたか?
私は多くの会社に適合できない人たちと接してきましたが、そういう人にいくらお金というエサをぶら下げても、すぐに飽きてしまうということが分かりました。なぜなら、本来の自分とは違うことを無理してやっているからです。
写真は銀座の写真です!このあとにオシャレで国際的な交流会に参加!若い女の子も来ていてめちゃ緊張した(泣)
目次
時代が求めているのは「変で個性的」なビジネス
コロナ時代を経て、残っているビジネスはどんなビジネスでしょうか?答えは明確です。人とは違うことをやっている個性的で変なビジネスです。
周りと同じ流行りに乗っても、自分らしさと合致しなければ飽きられるだけ。以前流行っていたパンケーキ店の多くが今では閉店しているのが良い例です。
アップルが時価総額2兆ドルになった理由
アップルは現在、時価総額で約211兆円。これは日本一のトヨタの9倍にも相当します。なぜここまで成長できたのでしょうか?
それは他のビジネスとは全く違うことをしているからです。最初に白いイヤホンを発表した時、多くの人は「ただ白いだけのヘッドホン?」とバカにしました。しかし、その「変さ」こそが個性となり、今では世界中で愛用されています。
音楽業界でも同じです。米津玄師が成功している理由も、「ちょうどいいぐらいに変」だからです。万人受けを狙わず、自分らしさを貫いた結果、熱狂的なファンを獲得しています。
「自分らしいビジネス」が失敗する本当の理由
「自分らしいビジネスをやろう」という話は、実は多くの場所で言われています。でも、なぜ多くの人が失敗するのでしょうか?
理由は明確です:
- 自分で何が個性か分かっていない
- 周りや指導者に引っ張られる
- 人の成功法則に乗っかろうとする
本来、一人ひとり成功する方法は違います。他の人の成功体験をそのまま真似しても、あなたには合わないのです。あなたなりのやり方を知る必要があります。
多くの企業塾でも自分史などをやりますが、表面的すぎたり、逆に難しすぎたりします。質問をたくさんすれば見つかるわけでもありません。
ジョブズから学ぶ「自分らしさ」の活かし方
スティーブ・ジョブズはなぜあれほどすごかったのでしょうか?
彼は自分の好奇心と興味の赴くままに行動し、それらを今のビジネスにつなげました。周りが無駄だと思っていた時間への投資が、最終的に個性になったのです。
ジョブズと他の天才との違いは、ビジネスの知識もしっかりと身につけていたことです。ただの変人ではなく、その変さをビジネスに昇華する術を知っていました。
成功への正しい順番:まず自分らしさ、次にお金
多くの人が間違える順番があります。それは「お金を稼ぐこと」を最初に置いてしまうことです。
正しい順番はこうです:
- 自分らしさを発揮すること
- 自分を見直すことに集中する
- 才能・特性・技術・スキルの棚卸しをする
- それらをまず親しい人に使っていく
- その結果、お金が稼げるようになる
この順番を間違えると続きません。しかし、自分らしくマイペースにできることだから続けられるのです。
私の実体験:会社をクビになった男の逆転劇
私自身、もともとは会社を1年でクビになり、副業でも失敗を重ねました。しかし、上記の順番を守ることで、実際に稼げるようになったのです。
具体的には:
- 3ヶ月で72万円
- 9ヶ月で72万円
そして何より重要なのは、自分らしくマイペースなビジネスと生き方を実現できたことです。趣味のジャズピアノを楽しみ、外国人がいるシェアハウスで国際的な環境に身を置きながら、ビジネスを展開しています。
「自分らしさ」は自然と人の役に立つ
自分らしさを発揮すると、不思議なことが起こります。自然と人の役に立つようになるのです。
自分に正直でいれば、必ず自分にフィットする人がお客様になってきます。無理に営業しなくても、勝手に周りの人の役に立つようになります。
私のビジネスも最初はユニークすぎて多くの人に反対されました。「社会に適合できないADHDの人たちにビジネスを教える」というビジネスだったからです。「障害者のADHDにできるはずがない」と言われました。
しかし、蓋を開けてみたら、それでビジネスができました。そして今では、ADHDと自分では気づいていない人たちにその方法を広げるための活動をしています。
あなたの「変さ」こそが最大の武器
日本企業の多くは、お金を目的にして皆と同じことをしようとします。皆に好かれようとして、没個性な商品やサービスを生み出します。
しかし、アップルは違いました。皆の印象に残るような個性的なビジネス、もっと言うと「変なビジネス」をやったのです。白いだけのヘッドホンなんて、最初は誰も使わないとバカにされていました。
飲食店でも、残っているビジネスを見てください。カルビーは常に新しい挑戦を続けています。最初は多くの人に理解されなくても、その「変さ」が結果的に個性となり、競合他社との差別化につながっているのです。
診断:あなたは自分らしく生きていますか?
ここで一度、自分に問いかけてみてください:
- 今やっていることは、本当に自分がやりたいことですか?
- 周りの目を気にして、本来の自分を押し殺していませんか?
- お金のためだけに、興味のないことを続けていませんか?
- 自分の好奇心や興味を無視していませんか?
もし一つでも当てはまるなら、あなたは自分らしく生きていない可能性があります。
なぜ会社員のままではダメなのか
「ただお金を稼ぐだけなら会社員でいいのでは?」という疑問があるかもしれません。
確かに、一時的には会社員より多くのお金を稼ぐことは可能です。しかし、続きません。
続けるためにはどうすればいいか?答えは、常に自分らしくあること、自分に正直になることです。そしてその上でビジネスを作ること。この順番を間違えると絶対に続きません。
自分らしさを発見する具体的なステップ
では、具体的にどうやって自分らしさを見つければいいのでしょうか?
ステップ1:過去の成功体験を振り返る
小さなことでも構いません。あなたが自然にできて、周りから感謝された経験はありませんか?それがあなたの才能の種です。
ステップ2:無駄に時間を投資していることを洗い出す
周りが「無駄」と思っていても、あなたが夢中になってやっていることはありませんか?それこそがあなたの個性になり得ます。
ステップ3:周りがやっていないことを見つける
あなたが自然にやっているのに、周りの人がやっていないことはありませんか?それがあなたの差別化ポイントです。
ステップ4:親しい人に試してみる
見つけた才能や特性を、まずは親しい人に使ってみてください。お金をもらう必要はありません。喜んでもらえるかどうかを確認するのが目的です。
ステップ5:ビジネスの知識を身につける
ジョブズと他の天才との違いを思い出してください。変さだけではダメです。それをビジネスに昇華する知識とスキルが必要です。
まとめ:自分らしく、マイペースに、そして成功へ
会社で評価されず、副業も続かないあなた。その原因は「お金を目的」にしていたからです。
真の成功への道筋は以下の通りです:
- 自分らしさを発揮することから始める
- 才能・特性・技術・スキルを棚卸しする
- 親しい人から始めて価値を提供する
- 結果的にお金が稼げるようになる
- 自分らしくマイペースだから続けられる
時代は「変で個性的」なビジネスを求めています。あなたの「変さ」こそが最大の武器なのです。
自分が接したい人とマイペースに生きる。時にはおふざけも大切です。完璧を目指さず、あなたらしいペースで進んでいけば、必ずあなたにフィットするお客様が現れます。
今日から始めてください。まずは自分らしさを明確にする第一歩として、過去の小さな成功体験を3つ書き出してみてください。その中に、あなたの未来を変える種が隠されているはずです。
会社に評価されなくても、副業で挫折しても、あなたにはあなただけの成功の道があります。その道を歩む準備は、もうできています。


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