「もっと仕事をしたいのに体が追いつかない」「自分の体は本当に不便でムカつく…」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、体調が悪い時こそビジネス成功の大きなチャンスかもしれません。私は体調を崩しやすい体質でありながら、感情をコントロールしてお金を稼ぎ続けています。今回は、その具体的な方法をお伝えします。
目次
- 1 一般的な体調不良対処法では限界がある理由
- 2 学生時代から実践していた人目活用戦略
- 3 ADHD特性をビジネス武器に変える発想転換法
- 4 起業後の大転換:効率重視から効果性重視への変化
- 5 体調不良時の新しい過ごし方と継続の秘訣
- 6 体調不良を好転のサインと捉える革新的思考法
- 7 物・動物・植物置き換え法による具体的思考転換テクニック
- 8 怒りの感情をビジネス成功の原動力に変える方法
- 9 アンガーマネジメントの限界と根本的解決法
- 10 Think Clearlyに学ぶ感情との正しい付き合い方
- 11 怒りをモチベーション維持の原動力として活用する実践法
- 12 人生を変えた楽メンタル構築法の実体験
- 13 グループセッションで体験した衝撃の変化
- 14 最適なアウトプット方法発見の重要性
- 15 継続可能な楽メンタルビジネスの構築法
一般的な体調不良対処法では限界がある理由
健康な人なら体調不良の際は「横になって休む」「病院に行く」と考えるでしょう。しかし、私は全く違うアプローチを取ってきました。
普通の人が休んでいる時こそ、セミナーやワークショップに参加して自分の価値を高めていくべきだと考えていたのです。人目がある場所で仕事や勉強をすることで、自分を成長させる最も効率的な方法だと信じていました。
この考えには一理あります。人前にいる時は、自分の部屋にいる時のようにダラダラすることはありません。人間は社会的な動物で、人の目を気にして行動する性質があります。だからこそ、その性質を逆に利用してやろうと考えていました。
学生時代から実践していた人目活用戦略
私は人目を気にする自分を利用する方法で、学校の教室や図書館でよく勉強していました。そのため「学校では少し勉強のできるやつだ」と思われていたと思います。実際、学校の不良やヤンキーの人たちからよく勉強を教えろと言われていました。
逆に言うと勉強を教える係だったので、彼らのいじめのターゲットにはなりませんでした。実際は学年で30位ぐらいだったので、そんなに勉強ができるわけではありませんでした。
振り返ると、人前で勉強したり実際に彼らに教えることで「あいつは勉強ができる使えるやつだ」という信頼が築けていたのだと思います。そしてこの信頼は会社でも同様に築かれていました。
ADHD特性をビジネス武器に変える発想転換法
大学を卒業して会社に入る間に、心理検査でADHD(注意欠陥多動性障害)だという診断を受けていました。簡単に言うと、不注意や忘れ物が多かったわけです。
当時は自分でビジネスをやるという発想がなかったので、いかに忘れないで効率的に仕事ができるかを追求していました。メモを取ってもそのメモすら忘れることが結構あったので、全てのメモをiPadや電子ノートで保存する作戦を考えました。
すると会社の会議でもiPadでメモを取ると、周りからは幸運にも「ちょっと違うやつだ」という印象を受けられるわけです。しかも私の周りの新人は、普通にノートを取ってメモしていました。
もちろんそんなわけのわからないものを使っている扱いにくいやつだという印象もあったかもしれませんが、色んなことを創意工夫している熱心な新人だという錯覚資産を作ることにも成功したと思います。
一部の上司や幹部の方には「仕事ができるやつで面白い新人が入ってきた」「この会社に新しい風を送り込んでくれるやつだ」とも思われていたようです。実際にADHD特性が会社に合わず、クビになった時に言われました。
起業後の大転換:効率重視から効果性重視への変化
効率を重視した人目を気にする作戦は、自分でビジネスを始めるようになってから変えるようにしました。昔は効率を考えてiPadなどでメモしていましたが、今では手書きのノートにメモする方式に戻しています。
やはりiPadでも文字認識は悪いし、その後PCで振り返ってメモすることで復習にもなるからです。効率は悪いですけど、自分の記憶の定着には良かったのです。だから効率重視の働き方を少しずつ変えるようにしました。つまり効率よりも効果性を重視するようになったということでもありますね。
在宅で仕事をするようになってからは、仕事をしているフリではビジネスは通用しません。実際に実績を上げたり、信頼を構築していく必要があると感じています。
体調不良時の新しい過ごし方と継続の秘訣
今では体調が悪い時は、しっかりと休むということを意識しています。それでもたまに無理やり仕事をしてしまう時もありますが、ビジネスを自分でやる場合は、その場限りの根性よりも続けられることの方が大切だからです。
なので体調が悪い時は「自分が理想とするゴールに到達するためにやるべきこと」の中から「今の自分に無理なくできること」をするように決めています。今だったら本や動画教材を見たりしてインプット中心の生活になります。そしてそのインプットの中で発信したいと感じたことを、ブログやYouTubeで発信しているわけです。なぜならアウトプットすることで、初めて記憶に定着するからです。
体調不良を好転のサインと捉える革新的思考法
体調が悪くなった時に一つ考えているのが、この状態は自分にとって良い状態なのか、悪い状態なのか、ということです。もちろん「え、体調が悪いって、悪いことじゃないの?」という意見もあると思います。
でもビジネスを始めて私が3ヶ月で72万を受注するまでの間でも、よく風邪を引いて体調が悪くなりました。それでなぜ悪くなったのかという原因を振り返ると、自分を大きく変化させようとしていたからだと今では感じています。
人間には恒常性という自分を変えたくないという特性があって、変わろうとする時にその変化に抗おうとする特性があります。それで私の推察ですが、体が悪くなった原因は、この特性が働いている時が結構あるのですね。
なので体調が悪くなった時には、もしかしたら結果が出る手前なのかもしれないと思うようにしています。それから気持ちが前向きになって、ビジネスを継続することができるようになっています。
物・動物・植物置き換え法による具体的思考転換テクニック
「そんな風に捉え方を変えることができたら苦労しないよ」という意見もあると思います。そこで私が体調が悪い時にどうやって思考を転換していたか、という具体的な方法をシェアしようと思います。
それは今の自分を物か動物か植物に置き換えるという方法です。具体的には、自分が座っている場所と目の前に座布団か椅子を2つ置いて、目の前に今の自分を物か植物か動物に置き換えたものがいるとイメージしてみました。
そしたら今の自分がチューリップのつぼみに見えました。それで実際にチューリップになりきって自分の目の前の座布団に座ってみて、今の自分に伝えたいことは何かを考えてみたら「あともうちょっとだ、頑張れ!」という言葉が実際に出てきました。
その時に「あと少し頑張ればいいだけなんだ…」と腑に落ちたのです。この気づきはおそらく誰かに押し付けられて言われても、ひねくれ者の私は納得しなかったと思います。自分の言葉で出たからこそ「そうなんだ」という納得感が出てきて「体調が悪い=良いこと」なのかもという思考の転換ができるようになりました。
怒りの感情をビジネス成功の原動力に変える方法
「イライラしてしまう自分が嫌、でも抑えることができない」という葛藤を抱えていませんか?多くの人は「イライラしたり怒ったりする感情って悪いものだ」と思っているかもしれません。
でも怒りの感情って実はとても大切で、怒りの上手い使い方を知れば自分のやる気を引き出したりすることもできます。私も昔からイライラを抑えることが苦手でした。通勤電車で何も言われずに見ず知らずのオッサンに背中を押されると、眉間にシワを寄せて「イラッ」としていました。
なぜなら怒ることが悪いと思っていたからです。なので周りからは怒らないタイプだと思われていました。でもどうしても我慢できないことがサラリーマン時代にありました。
アンガーマネジメントの限界と根本的解決法
人に怒らなくなる方法であるアンガーマネジメントを学んでいた時期があります。一つ目が6秒我慢するという方法です。怒りのピークは6秒で来ると言われているため、その6秒間を我慢すれば怒らなくなるという生理学に基づいた方法です。
二つ目の方法が「水を飲む」です。怒っている時に水を飲むと、飲む方に意識がいくので一瞬怒りの気持ちから離れることができます。最終手段だと思っていた方法が「トイレに行く」です。とにかく怒りの場所から離れてしまうということですね。
確かにこの3つの方法を実行して、会社では怒るのを我慢できるかもしれません。でもプライベートで怒りがその分噴出してしまうのです。副業をやっていた時は焦っていたので、イライラを抑えられずに上手くいかない時期もありました。
怒りを無理矢理抑えることを習慣化するとどうなるでしょうか?結局は自分に全ての怒りをぶつけるようになります。「こんなことで怒る自分はダメだ」「なんて自分ってダメなやつなんだろう」という気持ちが強くなっていくのです。そうすると結局自分を責めることになるので、行き着く先はうつです。
Think Clearlyに学ぶ感情との正しい付き合い方
最近、ドイツで25万部を突破し世界29カ国で翻訳されたベストセラーのビジネス書『Think Clearly』(最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法)という本に「感情は飛んできては去っていく鳥のようなもの」という記述があります。
だから気持ちと自分を別のものだと認識して客観視することが、感情を楽にコントロールする方法だと私は考えています。今回の場合は自分をチューリップという別のものに置き換えて、自分を別のものだと捉えるようにしました。
どちらにしろ思考の転換だと思って考え方を変えるよりは、自分の気持ちや今の自分を別のものとして見る方が、実は思考を転換する早道だというのが今時点の私の見解です。
怒りをモチベーション維持の原動力として活用する実践法
怒りという感情は大切なものを守るために必要不可欠な感情です。決して怒りの感情は悪いものではありません。相手が何に対して怒っているかということをよく観察すれば、その人の価値観すなわち「その人が何を大切にしているのか」がよく分かります。
私自身は、頑張って副業に取り組んでいて頑張っているにも関わらず「やる気を出せ」「死ぬ気でやればなんとかなるんだ」という根性論を押し付ける人に対して憤りを感じます。彼らは強いメンタルを持っているから根性や気合でなんとかなるのかもしれません。でも私のような凡人には同じ芸当はできないのです。
私は、そんな根性や気合等の精神論に偏重した人たちへの怒りがあるからこそ、今でもメンタルが強くない人たちへの副業や独立支援を継続できているのだと思います。つまり怒りの感情があるからこそモチベーションを維持してビジネス活動ができています。
人生を変えた楽メンタル構築法の実体験
5年前の8月の深夜のことです。私はアパートの一室にある布団の中で、うつ伏せになって本を読んだりPCでネットサーフィンをしながら必死に情報を探していました。なぜならある日突然、朝起きれなくなって会社に行けなくなってしまったからです。
正直言って多少の挫折はあったにしろ、私の会社員生活は朝起きれなくなるまで順風満帆だったように思います。上司からは「新人なのに頑張っている」と言われ、海外出張から帰ってきて日本でこれから自分のスキルアップのために研修を受けることになっていました。
しかし違和感が全く拭えませんでした。このままこの会社で働き続けていても将来が見えない、と働けば働くほど確信するようになってしまったからです。
グループセッションで体験した衝撃の変化
そんなある時、年収1000万を超える多くのカウンセラーを育てている凄腕カウンセラーが実施しているグループセッションがあることを知りました。当然「グループセッションなんて怪しい!」という考えが頭をよぎりました。
でも「苦しい時が、実は自分を変える一番のチャンスだ」という一文を目にして「最後の頼みの綱だ!」「どうにでもなれ!」という想いで、休職中のなけなしのお金を使って実際にそのセッションに参加しました。
実際に参加してみると十数人が輪になって、カウンセラーの先生とクライアント役の人を囲って行われるセッションで、何かの宗教じみていてかなり怪しかったです。でもなけなしのお金を払ってきた私は「騙されてもいい」という思いで、手を上げてクライアント役として参加しました。
そしてそのセッションで衝撃を受けます。なぜなら「嫌な記憶が自分の頭についてまわって辛い」と感じていた私の気持ちが、20分ほど話をして、とある楽メンタルになるアウトプット法を実際に教えてもらって実践したら、ものの数秒で楽になったからです。
最適なアウトプット方法発見の重要性
この時、私は気づきました。自分に最適なアウトプット方法を知れば、重い精神病やうつ病でない限り、嫌な記憶を簡単に書き換えて楽な気持ちになることができるんだという事実に。
もちろん私も色んな書籍を読み漁ったり、セミナーやワークショップに参加していたので、自分の気持ちや考えをノートに書き出す等の正攻法は実際にやっていました。でもそれでも上手くいきませんでした。
それはなぜか、今ならよく分かります。それは「今」の自分に最適なアウトプット方法を教えてもらっていなかったということです。例えば本当に調子が悪い時は、自分で紙に書き出してみても良い解決策は出てきません。自分の頭が正常に働いていないからです。
そういう時は誰かに相談して自分に適切な質問をしてもらって、自分に最適な答えを自分の中から出してもらうというアウトプット方法が一番高い効果が得られます。人に質問してもらうことで、自分の頭が強制的に働くからです。
継続可能な楽メンタルビジネスの構築法
実際に楽メンタルになるアウトプット法を試してからの私は、大きく人生が変化しました。休職してこれからの人生に途方にくれていた状態から副業ができるようになり、3年後には自分でビジネスをするようになりました。
そして私は楽メンタルの専門家として活動を始め、300名以上の方の起業相談をさせていただき、現在高額の起業塾をメンターと共同で主催運営しています。
怒りという感情はものすごいパワーを持っているため、使い方を誤ればコミュニケーション等で様々な問題を引き起こしてしまうこともありますが、使い方をマスターすれば自分のやる気を引き出す原動力にもなります。
ただやる気を引き出すことはできますが、会社から独立してビジネスで結果を出すためにはやる気に頼らずに継続的に続けられることが大切です。なぜなら独立すると勝手に給与が振り込まれることはなくなるので、自分で稼ぎ続けなければならないからです。
私のお勧めする楽メンタルなビジネスは「これさえあれば大丈夫なんだ!」と思える一つのビジネスを持つことです。そうすれば安心して副業を続けることができます。
体調不良や感情の起伏は、ビジネス成功の障害ではありません。むしろそれらを味方につけることで、より強固で持続可能なビジネスを構築できるのです。大切なのは自分の特性を理解し活用すること、適切なアウトプット方法を見つけること、感情を敵視せず建設的に活用することです。


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