もし、自分がADHDだったら・・。障害者認定されるのが怖くて診断を受けないまま悶々としている方は、この動画を見てください。これまで400名以上のADHDの方のコンサルティングをしてきたADHDの僕が、ADHDだから生き辛いと悩み続ける人と、ADHDを特性として活かす人の違いについて解説します。最後には、生きづらさを抜け出す具体的な方法についてもお伝えしますのでお楽しみに!
目次
ADHDが生きづらい原因は?
僕は大学院を卒業したあと、心理検査でADHDという診断を受けました。
そしてその後、会社に適合できず、1年でクビになってしまいます。その後、自分でビジネスを始めますが、あまり良い結果はでず、2年が過ぎてしまいます。
しかしADHDの僕が、生きづらかった原因に気づきました。そして、その後、ADHD特性の活かし方を知ったことで人生が一変します。そして今では、マイペースな生き方が出来るようになりました。実際に、趣味のピアノや外国人と遊ぶ生活を手にしています。
では、ADHDの多くが生き辛い原因は何なのか、それは、あえて苦労を選んでいる、ということです。スゴイ誤解を招きそうな発現をしますね。マイペースで成功してるADHDの人たちは別に苦労はしていない人がほとんど。
いや結果が出ない時は、苦労を重ねているんですが、成功するまでのプロセスには苦労はしていません。
でも外側から見たら苦労をしてるように見えるかもしれません。でも自分たちでは苦労というよりも、ある興味があることがあって、そのプロセスを楽しんでいるからゲーム感覚でやっている、という意見のほうが多いように思います。
だから努力はもちろんしてるんですが、苦労はしていない、ということです。逆に、生きづらさを感じて苦しんでいるADHDは、常に自分の出来ないことに目を向けて、それを打ち消すための対策に意識をフォーカスさせ過ぎています。
もしくは、何かしらの自分の思い込みや観念に苦しめられていて、その解消に苦戦しているように感じます。
良く聞くのは完璧主義。つまり自分が追い求めるレベルまでいかないとダメ、それ以外は全くダメ、認められない、というやつです。これはかなり苦しいですね。白黒とか0ー100でしか判断できなくてグレーや50点は絶対、自分が許せないというやつです。
〇〇で苦しいADHDはカウンセリングもオススメ
なぜ発達障害の人にこの志向の持ち主がいるのか、それはやっぱり幼少期の時の記憶が大きいように思います。特にADHDは遺伝は8割から9割と言われています。
つまり親のどちらかが発達障害な訳です。発達障害の親が子育てをしているのですが、親だって本当に余裕が無い。
だからつい子供に辛くあたってしまったり厳しくしてしまう、というパターンが多いように思います。別に僕は、親を攻めているわけじゃなありません。
特に今の時代は、核家族になってしまって、おじいちゃんやおばあちゃんのサポートを満足に受けられなくなっています。
実は、こういう家族の形態になったのは、本当に人類の歴史の中で数十年のことらしいです。そのぐらい今は、子育てが難しい時代なんです。
しかも今は女性も働きに行かないと家計が支えられない、みたいなご家庭が多い。
そうすると余計に悪循環になってしまっていると思います。とにかく、こういう背景も重なって完璧主義の子供が生まれてしまっているんです。
僕は本当に完璧主義で苦しい人はきちんとしたカウンセリングを受けたほうがいい、と感じています。ただ絶対に無料のカウンセリングとか格安のやつは辞めたほうがいい。
そういうのできちんとよくなった試しを今まで聞いたことがありません。数年通ってるけど全然よくならない、みたいな話を今まで多くの発達障害の人から聞いてきました。本物の一流のカウンセラーだったら高額ではありますが、数回受ければ解決します。
良いカウンセラーの見分け方はどこか別の動画で話そうとは思いますが、簡単に言うと、必ず毎日〇〇をする、という行動課題を最後に与えてくれる人です。
カウンセラーがきちんと課題を最後に与えてくれるかどうか、それだけでも良い判断材料になる、と思います。
逆に共感や傾聴だけするカウンセリングだと、その時はいいけどまた日常に戻ってぶり返してしまう、というパターンになってしまう。だからまたカウンセリングを受けに行く、という悪循環に陥ります。
つまり、そのカウンセラーに相談しないと楽にならない、という依存関係になってしまいます。それでは一生自立できません。
ADHDが会社に合わない理由とは?
さて少し話はずれてしまいましたが、とにかく出来ないことに目を向けていること、そして何かしらの強い思い込みがある、そによって苦労する道をあえて選んでいる、この悪習慣が発達障害を苦しめていると思います。そしてその苦しみを緩和してくれるのが、『理解者』です。
でもこの理解者を見つけるのが本当に難しい。そしてこの理解者の定義も勘違いしてる人が多いように思います。僕がいう理解者とは、あなたの実績とか業績とか才能と認めてくれるだけではありません。あなたの出来ないこと、苦手なことも全て受け入れてくれる人のことです。
でも特に日本人は、全てのことは全部自分で出来なければならない、という思い込みを持っている人が多い。そして日本の会社もまだこの傾向が強い。だから日本の会社に発達障害の人は合わないんだと思います。
またやる気にムラがある、というの会社に合わない大きな要因だと思います。急にやる気が出たり、なにか嫌なことがあって急にやる気がなくなったり、本当に周りの人からしたらどうすればいいの、という状態になることさえあります。
でも、そういう気分の変化が激しい人に慣れていて、気にしない、という理解者は本当に稀です。そこまで器の広い人ってなかなかいない。で、大抵そういう人って自分も気分にムラがある人が多いように思います。
実際に研究でもお互いに気分にムラがあるような人同士だと仲が深まりやすい、という結果も出ているようです。もしくは相手に左右されないぐらい安定していて穏やかな人、こういう人を見つけるのも一つの手です。
でもそれで、多様な価値観を認めて受け入れてくれる理解はというのはかなり少ない。
とにもかくにも普通の人との違いを気にして、自分は出来ないことばかりだ、という意識になってしまうと本当に苦しいと思います。だからここから抜け出す必要があります。
そのためには自分の特性が活かせる場所というか仕事を探すことが大切だと思います。そして僕はぶっちゃけ今の日本の会社で発達障害が働いていくのはかなり特殊な会社じゃない限り難しいと思います。
僕が今まで、会社で上手くいってる発達障害の人を見たケースでは、プログラミングとか研究者、医者みたいな特殊な職業の人が多い。
もしくは、営業マンの人でも何人かですが、見つけました。でも、そういう仕事でも事務作業をやらせれていた時は苦痛で仕方なかった、秘書をつけてから格段に楽になった、という話を良く聞きます。
でも発達障害の人の中で彼らみたいな働き方が出来る人というのは少ないですよね。だからこそ多くの人が苦しんでるんだと思います。
ADHDが楽になる抜け道とは?
では、日本で生きたままだと苦しいのか、僕は一つだけ抜け道があると思います。それが自分で一人型の小さなビジネス、マイクロビジネスを始めることです。
もちろん会社員も出来ない人が自分でビジネスなんか出来るはずはない、と思ってる人が多いと思います。でも発達障害の僕もフリーランスをやって5年目になりますが、どちらが上か下かというよりもただ単に適正が違うだけだ、と思います。
ただビジネスをやる上で絶対に、これだけは無いと上手く行かない、と確信めいてるものがあります。なんだと思いますか。お金を上手に回すスキル、でもないですし、誰か人を口説くスキルでもないです。
もちろんそういうスキルがあった方がいいかと思いますが、それが絶対条件ではないように思います。
だってそういうスキルが無くても他のスキルでカバーできることが結構多いから。お金を上手く回すスキルが無くて使っちゃうって人はその分、稼げばいいだけ。
対面で口説くスキルがない人は、口説けるような台本みたいなものを準備するか、ネット上で完結する仕組みを作れば問題ないと思います。
でも、多くのADHDはビジネスにチャレンジしても上手くいきません。
逆に多くの損失を出してしまう人までいます。
それで、相談に乗ると、「自分にはビジネスの才能やスキルがないからだ、」と嘆いているADHDにも会ってきました。
でも僕からするとそこじゃないんだよなぁ、という気持ちなんです。
一体何だと思いますか。僕は今まで多くの発達障害に関する書籍を読んできましたし、ネットの情報も見てきました。でもこれについて書かれているのを今まであまり見たことがありません。
もしあったら教えて下さい。そしてここからは厳しいこと言いますので、今メンタルが落ち込んでる人はみないで下さい。
上手くいかないADHDの共通点とは?
では、ADHDがビジネスに挑戦しても上手く行かない理由を言いますね。
それは、一言でいうと依存的だ、ということなんです。
もちろん出来ないことは人に任せる、ということは重要なんですが、ビジネスで結果を出すために、自信がないことでもまずは行動する、というマインドが最初にないと難しい。
そのぐらいビジネスで結果を出すには、行動が大切です。
というか人生を大きく変えるために大量行動してない人を僕はみたことがありません。
見えないところで必ず努力をしています。
でもそれは、その人にとって楽しいことだから、愚痴を言うこともないですし、自慢することもありません。だから分からないんです。
でも自分が依存的な状態かどうか分からない、という人が多いかもしれません。
それを見分ける簡単な方法をお伝えしましょう。
それは、自分で決めたことに関して責任をもっているかどうかだ、と思います。
誰かが言ってるから〇〇した、だから上手くいかなったのはあの人のせいだ、みたいなことを思ってるんだとしたら、それは依存的な状態です。
自分の人生の責任は自分でしか取れません。
本当は残業なんてしたくなかった、本当は、その時間をビジネス活動に当てたかった、でも上司に言われたから仕方がないんだ、みたいなことを言っていても人生は変わりません。
もちろんそういう日もあるかもしれません。
でもその日常をずっと繰り返してる人がビジネスで結果が出るわけありません。
ビジネスのための行動をしてないのにお金が降って湧いてきたらそれこそおかしなことですよね。
逆に本当に自立してる人は、自分の決断に責任を持っています。
ビジネス活動のために残業を減らすにはどうしたらいいか、真剣に考えます。
そして自分で決めたことに関して結果がでず、損失を出してしまったとしたら、その補填は自分でやる、という覚悟を決めています。
でも、こういう話をされたらやっぱり自分にはビジネスはむりだなぁと感じてるかもしれません。
なんかやっぱり難しそうだなぁと思ったかもしれません。
でもビジネスだろうが人生だろうがやっぱり自分の責任は、自分にある、という考え方が無い人に成功はないと思います。
別に自分は、成功したくない、という声も聞こえてきそうですが、死ぬ間際に後悔する生き方をしないためにも大切なことだ、と思います。
そしてこの自立マインドがある人だけが、発達障害の特性を活かせると思います。
そして僕は救いだ、と思うのが、この自立するマインドというのは、一部の人をのぞいで後天的に身に着けられる、と思います。
身に付けられない人というのは、多分、この記事を見ても、「お前だから出来るんだ」と感じる人です。
逆にじゃあどうやったらいいんだろう、という風に解決策を考える人だったら変われると思います。
成功するのにもっとも重要なADHD特性とは?
では、ADHDの特性で一番、重要だなと思うのはなにか、ここまで見てくれたあなたに特別にお伝えします。それは、考えずにやってしまうこと、だと思います。
「え、よく考えずにやって会社で上司から怒られてる」
という意見もあると思います。たしかに僕も大学の頃の指導教官から考えずにやるな、口にだすな、と怒られていました。
だから意外だ、という気持ちよくわかります。
では、なぜこの考えずにやってしまうことが一番のビジネスで活かせる特性なんだと思いますか。それは試行回数が増えるから。つまり、試せる数が多いからです。
実際にアーティストで有名なピカソは他の画家よりも書いてる作品の数が異常に多い。
AKBのプロデューサーで、美空ひばりさんが歌われた川の流れのように、という曲も作詞してる秋元康さんも他の作詞家より圧倒的に詞を書かれています。
もちろん周りからあの作品はダメだった、と言われてるものもあるかもしれませんが、その分、有名になってる作品が多いからこそ、今の地位を築いてるんだと思います。
そしてこのぐらい多くの作品を出すためには、変に考えすぎていたら難しいと思います。
またもちろん一個一個の作品に時間をかけすぎていたら、ここまで生涯で多作にはなれないと思います。
だからこそ考えずにやる、というのは大切なんです。
また実際に成功されてる起業家や経営者の方は、いろんな事業を次々に立ち上げて、上手くいったものだけ残しているから、今ではすごい人と言われてるという方が多い。
でも成功するまでにはたくさんの失敗もあったはずです。多分というか確実に、普通の人よりもたくさん失敗しています。
でもその中で上手くいったものを見つけ、その上手くいったものを更に伸ばしているからこそ今があるんだ、と思います。
実際に経営コンサルタントの神様として知られる船井幸雄先生は、売上を上げるためには、上手く言ってるものをさらに売りなさい、というアドバイスをされていたようです。
そのためにはまず深く考えずに数を売って、上手くいくものを探す必要があります。だから考えずにやってしまう、成功する大きな要因になりうると思います。
でも完璧主義の人は、そんなこと出来ない、どうしても考えてしまう、と感じてると思います。もちろんさっきいったようにカウンセリングを受ける、というのも一つの手です。
ただそういうものを受けるのに抵抗がある人も多いと思います。だから完璧主義の人がまずやって欲しいのが、上手く言ってる人と一緒に過ごす、ということなんです。で、一緒に過ごしてみるとわかると思うんですが、結構抜けてる人が多いことに気づくと思います。
もちろん外側ではそういう部分は見えないかもしれません。またすごいストイックな経営者の方もいます。でもそういう人たちとは別に、あれ、なんかこの人案外普通だな、と感じる人が出てくると思います。
そして案外、低いレベルでまずは試してみる、テストしてみる、ということをやってるんだな、と感じる場面が出てくると思います。でもそこから改善するレベルが高かったり、お金が入る仕組みはきちんとしてる、ということに気づくと、どこをしっかりやればいいのか、というのが見えてくると思います。
ディズニーランドから学ぶADHDの成功法則
あと多分、もっともハードルが低いビジネスの学び方は、遊びながらビジネスを学ぶ、ということだと思います。例えばディズニーランド。多くの人が何度もリピートしてる超有名な遊園地ですが、そもそもなぜ多くの人がディズニーランドに通うんだと思いますか。
(C)Disney
それは、アトラクションが面白いから、とか、食事が美味しいから、みたいなこともある思いますが、やっぱり夢の国にいる気分になれるから、というのが大きいと思います。
なので、夢の気分に気分に浸れる、ということに対して本当に細かい部分まで徹底してやっているのがよく分かります。
それは、店員さんの衣装を見てもそうですし、アトラクションやレストランにしてもそう。現実に引き戻されないように観覧車をアトラクションを設けていないことも有名ですよね。
そしてそのアトラクションもただ単にお客さんに乗ってもらう、という風にはしていません。
そのアトラクション乗るまでにも色んなストーリーがあって、自分がディズニーのアニメの中に入ったような気分になれるように工夫がなされています。
実際、アトラクションに並んで待つためのスペースにもアトラクションごとの世界観が分かるように音楽や展示物で様々な仕掛けがされています。だからこそ多くの人がリピーターになっているんだと思います。
そして実際にADHDがビジネスをやる、となったら好きなことや興味があることをビジネスにするのが一番。だって好きなことだったら考えずに没頭してやってしまうから。でもそのやりたいことが分からなくて悩んでるADHDの人も多いと思います。
そこでそういう人のためにやりたいこと探しを終らせて、自分らしく生きる方法を無料小冊子と動画セミナーという形で公開しています。
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『見下される人生』から脱出する方法
まとめ:ADHDは才能です
それは、長くなってしまったので、今日の話をまとめますね。まず、発達障害と診断を受けようか迷ってる人に心がけておいて欲しいことは、発達障害、特にADHDの考えずにやってしまう、という特性は、すごい才能だ、ということです。でもそれはビジネスの世界だけの場合が多い。
だからいきなり会社を辞めろ、とはいいませんが、まずは会社員をやりながら練習で副業からビジネスを初めて見るのをオススメします。
逆に自分の出来ない部分に目を向けていて、完璧主義みたいな思い込みがあると結構辛いです。だからこそゆるくやって上手くいってる人にあって欲しい。
そうすると、このぐらいでもいいんだ、みたいな許可が自分の中でおりてきます。あとは、自分の中の遊びの中からでもビジネスを学ぶことは十分できます。ぜひ、分析してみて下さいね。
そしてとにかく言いたいのは、発達障害は、別に障害ではないということ。ただ単に今の日本の会社のシステムに合わないだけです。だから日本の会社に適合できない自分をそこまで責める必要はないと思います。
ただ、もしあなたが依存的な状態になってるんだとしたら、その状態から抜け出すことは必須です。
そのためには、簡単にいうと自分の決断には自分で責任を取る、という習慣をつけましょう。小さなことでいいです。そして、その小さな積み重ねが自分のマインドを大きく変えていきます。
その結果マイペースで生きる、ということも出来るようになります。ぜひ今の自分に無理なく出来る小さなことでいいので、トライしてみて下さいね。
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