気づいたらネットサーフィンとかゲームに何時間も取られてしまう、やらなきゃいけないことばっかりなのに、なんでなの!?
とイライラしてませんか。今日は、400以上の発達障害の相談に乗り、発達障害である僕自身の経験から、なぜついどうでもいいことに過集中してしまうのか、そして逆に過集中を自分らしくマイペースに生きるために活かすとっておきの裏技についてお伝えします。ちまたのADHD本やネットにも乗ってない方法なのでお楽しみに!
目次
発達障害が過集中を活かせない理由は〇〇に集中してるから
僕は大学院卒業後、ADHD及びアスペルガーと診断を受けました。また僕も例にもれなく集中するのが苦手で、つい漫画とかゲーム、ネットサーフィンをしてしまう、という悪いクセがありました。なので会社を1年でクビになってから2年ほどビジネスで大した結果が出せない状態だったんです。
そんな経験からズバリ、なぜ僕らが過集中を使いこなせないのか、その理由をお伝えします。それは、今に意識が偏っているから。つまり自分の意識が未来や過去ではなく、今にばかり向いてしまっている、ということが原因なんです。ただ多分、いきなりそんなこと言われても、「意味が分からない」と混乱してると思います。なのでまずは心理学や脳科学的な観点で、順を追って説明していこうと思います。
なぜ〇〇に集中すると上手く行かないのか?
では、まず前提として言いたいのが、別に今に意識を集中すること、没頭することが全般的に悪い、と言ってるのではない、ということ。偏っていることが問題だ、ということなんです。この画期的な考え方は僕の心理学のメンター矢野惣一先生から教わったんですが、人は問題が生じる時に意識が偏っている、ということを教えて頂きました。
そして僕は、時制が今に偏っている発達障害の人が多い、と考えています。ADHDはせっかく素晴らしい才能を持ってるのに勿体ないなぁ、というのは正直な気持ちです。
今に時制が偏るとどうなるか、簡単にいうと生きるためだけの行動をします。これって一見良さそうに聞こえるかもしれませんが、とんでもありません。本当に最低限生きるための行動しかしないのです。簡単にいうとご飯を食べる、寝る、TVやネットをただただ見るなどの行動です。
7つの習慣に出てくる時間管理のマトリクスでいうと、重要でも緊急でも無いことでもあります。なぜなら脳科学的な観点でいうと、僕らは生きてるだけで大成功だから。
僕ら人間の歴史を見てみると、動物を狩猟をしていた時期が長いということが分かります。つまりいつ狩りが失敗してご飯が食べれなくなるか分からないという状況です。もしくは地図もなかったでしょうから、いつ崖から転がり落ちて死ぬか分からない、という状態でもあった、ということです。なので脳からしたら、とにかく危ないことはしない方がいい。つまり最低限生きていられればいい、ということなんです。
なので僕らが何かやりたいことを見つけてチャレンジをする、とか、何か人生の目標を経てて達成する、みたいな行動は脳からしたら本当に困った行動だ、ということです。だって何か今の状態から変化をさせようとしてる、ということだから。僕らは脳に大きな変化をしないようにプログラミングがされています。なので僕らは急に大金持ちになることは無いし、急にモテたりすることもない、ということなんです。お金は多少稼げるようになりましたが、未だにモテないので僕自身身にしみています。
発達障害が過集中を活かすために必要なこととは?
「いや、実際に自分の周りで急に成功した人がいる」という反論もあるかもしれません。でも急に成功したように見えるだけで、実は裏で何年も努力してるはずです。また実際に宝くじにあたって一時的に大金を手にした人でもその後、破産してしまった、という話もあります。それはその人が大金持ちになる、準備ができていなかった、ということでもあると思います。つまり大金持ちになる自分になる、ということが先だということ。
だからもしADHDのあなたが、成功したい、と思ってるのならまずは成功する自分になる、ということが大切なんです。ではどうすればいいのか、それが冒頭の時制の偏りを修正する、ということなんです。そして脳科学的にも正しい方法をお伝えします。それは、まず未来に目や意識を向けるということ。巷で言う目標や夢を設定するということ。
また一言でいうと、目的意識があるかないか、です。つまり、この意識を変えられればこの過集中を才能として活かすことが出来ます。ただポイントは目標は、最初、明確じゃなくもいい、ということです!あとで、明確じゃなくても目標達成できる裏技をお伝えします。
逆に上手くいかせてない人は、毎日、目的もなく働いていたりして、自分の生きる意味みたいな人を見失ってる人が多いように思います。そうると脳は現状維持しようとするので、自分をより変化させないようにさせます。脳からしたら下手に変なチャレンジをして、環境を変えられたりしたら困るわけです。
ビジネス未経験の発達障害が1年で会社を卒業
そして僕らの脳は圧倒的な未来志向という特性を持っています。なので未来や目的に目を向けてあげると僕らの脳は変化するように少しずつ働き始めます。そしてこのADHD特性である過集中が重なるとものすごい勢いで変化していきます。だからこそ僕の起業塾では小さな変化を積み重ねて突然、周りがビックリするような結果を出す人だっています。
だから起業塾に入ってくれたビジネス未経験のADHDの仲間が2ヶ月で独自セミナーを開催したり、「ごめんなさい」が口癖のOLだったアラサーの女の子が1年で会社を卒業できたりするんです。だからもしあなたがこの過集中を活かせていないなぁと感じるんだとしたら、未来に目を向けるようにして下さい。何か目標を持つとかでもいいです。でもその目標達成が上手くいかないんだよ、という人も結構いると思います。そういう人のために目標の作り方に関しては、別の記事でその方法を解説しています。そちらを是非読んでみて下さい
過集中を活かすとっておきの裏技とは?
ただもしかしたらそもそも目標が設定できない、という人もいるかもしれません。また会社や先生から与えられた目標はあるけど、自分自身どうなりたいとか、どうしたい、というのが分からない人もいるかもしれません。
そこで、最後にADHDやアスペルガーの才能であるイメージ力を使った目標の作り方をお伝えします。実はこの方法も先程紹介した心理学のメンター矢野惣一先生が開発された方法です。これはちまたには出回っていなし裏技と言えると思います。
なのでこの方法、かなり奇妙ですし、ビックリするかもしれません。僕もこの方法を記事で公開するのは始めてです。それではそのとっておきの方法を紹介しましょう。
それは夢や目標を動物やモノ、植物に置き換える、ということです。本当に自由です。まずは、リラックスできる姿勢になって下さい。
そして深呼吸をして目を明けてこの動画を見ながら夢や目標を観察するようにイメージして下さい。あなたが直感で思いつくもので大丈夫です。
そしたら次にそのイメージがどこにいるのかを想像してみましょう。
そしてそのイメージがどんなことをしてるのかを観察して見て下さい。そして最後にその観察した結果から気づいたこと、が夢を叶えるヒントを教えてくれます。
例えば、僕の場合、このビジネスを始める直前に目標を置き換えたら白熊が出てきました。
そして氷がある北極にいる感じがしました。で、周りには白熊がいなくてゆっくりではあるけれども、一歩一歩自分の足で氷を踏みしめながら、歩いているのが観察できました。
僕がここから気づいたことは、ありきたりの副業やビジネスではなく、自分独自のビジネスを作ったほうがいい、といことでした。
今までの僕は、まず副業で始めるといったらこれ、と言われる物販や民泊をやっていました。でも途中で飽きてしまい、全て辞めてしまったんです。
でも、発達障害向けに副業や起業の方法を教える、というビジネスに舵を切りました。誰も専門でやってる人は当時はいないし、7年たった今でもADHDやアスペルガーのような発達障害専門の起業塾というのは聞いたことがありません。
なぜ発達障害は過集中を活かせばビジネスに向いてるのか?
ただもちろん僕もこの過集中を活かし方を知っただけではビジネスで結果を出すことは難しかったと思います。
なぜならビジネスには成功するための方法論、というか原則ののようなものがあるから。
特に発達障害には発達障害なりの成功法則があります。その方は、ちまたに言われてるような物販やアフィリエイト、今流行りの動画編集などの決まりきったノウハウがある副業ではありません。
また僕は発達障害の人たちはビジネスに向いてる、と確信を持っています。なぜなら発達障害のように人と違う、変だ、ということがビジネスでは大きな価値になるから。
でも、どんなに向いていても、その変な部分を活かす方法を知らなければ結果を出すのは難しい。実際に僕も会社を辞めて物販に関するビジネスを始めたんですが、2週間で70万を失っています。
そして僕と同じ経験をして欲しくない、という思いから小冊子「ADHD最適ビジネスの始め方」を無料で公開しています。下記にURLを掲載しておくので興味があるぞ、という人はクリックして見て下さい。メール登録して頂ければ、すぐに読むことが出来ます。
まとめ(変人でいい!)
それでは、ここまでをまとめますね。なぜADHDの多くが才能である過集中を上手く使いこなせないのか、それは端的に言うと、今に時制が偏っているから。
脳は現状維持を好むので、今に偏っていると、ゲームや無目的なネットサーフィンをやる毎日になってしまいます。だから大切なのは未来に目を向けること。
目標設定をするということが大切です。ただ明確である必要はありません
また多くの人は、人や会社に与えられた目標を達成する人が多い。
それは本当に自分がなりたい将来ではないので、達成しても虚しい、生き辛いのは当たり前です。
だからこそ自分の気持ちに素直になって目標を立てることが大切です。
そしてもし目標を立てることすら難しいのならまずはその目標を動物や植物、物に置き換えて見て下さい。
そしてよく観察して気づいたことからその目標を実現するヒントがつかめます。
そしてその目標は周りからしたら、変だ、と言われることかもしれませんが、それでもいい。
あなたが自分らしく生きること。
それが大切なんです。別に変人と言われたって構わない、と僕は思います。
そして強みを見つけたり、ビジネスで成功するにはその変だ、という部分を活かすことが必須です。
だからこそ変人と言われてる自分を否定せず、大切にしながらどうやって活かせばいいのか、を考えてもらえたらなぁと思います。
ベストなのは、その変な自分を認めて活かし方を考えてくれるメンターや仲間を持つことが一番です。
なぜなら自分では、その変な部分や才能を見つけることは本当に難しいから。
特に才能とは自分が自然に出来てしまうことです。だから本当に自分で見つけるのはかなり難しい。
是非、DAHDである自分の才能を見出してくれる人を見つけて欲しいなと思います。
ただ自分を認めてくれる人、理解してくれる人、というのがポイント。
僕も発達障害専門の起業塾をやりたい、と思い有名な起業家や経営者の人に反対されたりもしています。
でも自分を理解してくれるメンターに出会ったことで、今では自分らしく生きられるようになったと感じています。
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